雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

仕事中にすげえくだらない話をしらけずにできるのが真の仲間

ゆうべは随分と弱っておりましたが、喉の痛いのと咳の酷さは相変わらずでございます。

今回うがい薬も処方されましたが、最近のうがい薬はすごいな。7滴を水100mlで溶いて、フツーにうがいしようとすると凄まじく泡立つので、少しずつやるしかない。すると必然的に何回もうがいすることになるので効果的、というね。

米原万里さんのエッセイだったかな、ロシアで風邪をひいて医者に行った知り合いが、ナースにバケツいっぱいのうがい水出されて「これ全部使ってうがいしてください」って言われて、本当にこんなので効果あるのかよ、なんてぼやきながら、それでも水捨てたりするとイマイチ叱られそうで、仕方なく言われた通りにしたら治っちまった、という話があって、なんとなくそれを思い出しておりました。エッセイはほとんど読まないんだけど、この方のエッセイは面白いだけで終わらないので読みますね。もう亡くなられたのが本当に惜しい。

 

さて、ここで全く関係のない話するぞ。

「おい長曽祢、管理人さんが何か話をされるときに、お前は割としれっと突っ込むが、仮にも俺達を顕現させた審神者であり、しかも御婦人だ。もう少し御婦人に失礼のないようにだな、話に乗るのが最低限の礼儀というものだろう」

「いや、そう言われてもなあ…」

え、なになに、喧嘩?

「ああ、管理人さん、いつも義兄がすまないね。あなたの話につれない態度で、仮にも虎徹の銘を名乗るものにあるまじき振る舞いだ。俺からもよく言って聞かせたから、これまでの非礼は水に流してやってはもらえまいか」

え、いきなり大袈裟。いやあのね蜂須賀、そんな心配したり怒ったりしなくていいのよ。気持ちはありがたいけど。ただ仕事の合間にだべってるだけの気楽なもんなんだから。

あー、そうか、蜂須賀はあんまり管理人さんの部屋に来ないもんなあ。もっと気楽に遊びに来る場所なんだから、仕事の邪魔をしちゃいけないとか思ってるんだろうけど、むしろ来なさいよ。もっと。

「いや、しかし用もないのにお邪魔になっては」

いいから。そんなこと言ってたら、蜂須賀とは初期刀仲間で仲よしのまんば君なんてどうするの。親友と毎日のようにおやつたかりにくるからね。おやつを食いながら。あと加州は「新しいネイルアートのデザイン試させて」って、管理人さんの爪で練習していくし。

ということで始めるぞ。大したことのない話を。

「おー、蜂須賀、この空気のゆるさに呑まれてるな。いっつもこんなもんだぞ」

「そのうち歌仙と燭台切がお茶持ってきてカツ入れるし、時間見て薬研が来て就薬飲ませるからな、そこで姐御を布団に叩き込むのが俺と杵の1日最後の仕事だな」

そうだ蜂須賀、おかき食べるかい? この前の墓参りで買ってきた菊見煎餅のおかきだ。

「うまい」

「うまい」

どこから湧いた、まんばと倶利伽羅。蜂須賀の口にまだ入ってないでしょうが! ほらオフタリサン、お友達にごめんねしなさい。

「すまん蜂須賀」

「うまいやつだったからつい。ごめんな蜂須賀」

「毎日こんな感じなのかい」

うん。ほぼこんな感じ。

「そういえば姐さん、さっき市役所から、流行り病の予防接種通知が来たんじゃなかったか」

そうそう、その話しようとしてたんだった。長曽祢にいやんありがとう。思い出した。

で、私の場合は自分で日時決めて、市のサイトで予約とるんですがね。マミーが通知を見て「なんでいつやるのか書いてないんだ」と訊くんですよ。どうも高齢者枠だと、日時を指定してくるみたいですね。

「ああ、だから御母堂様が今月の暦に、ご尊父様の予防接種の日時を書き込んでいらしたんだね」

電話だともうほぼほぼ窓口に繋がらないからね、みんなサイトで予約とるんだけど、ついにうちの親もその程度にインターネッツを使いこなすようになったかと思ってたら。高齢者は日時指定だって。

「あの、さっき義兄に説教した俺がこんなことを言ってしまうのは、舌の根も乾かないうちに、非常にやりにくいし心苦しいんだけど、本当にどうでもいい話だね」

でしょ。でもねえ、仕事したり作業したりしてるときには、どうでもいい話が一番いいの。

「うん、そうか、これについては俺の理解が足りていなかったね、野暮なことを言ってしまってごめんよ」

ほんともうなあ、自らの非をちゃんと認めて口に出せる蜂須賀はいい子だねえ。うちの蜂須賀がこの世で一番いい子な蜂須賀虎徹だよ。

「いい話っぽくなったところで、俺の登場だぜ大将」

出たなマッド漢方医

「大将、そろそろうがいして薬飲んで寝とけ。まだその扁桃腺の腫れ方は危険だからな。ああ、近侍の旦那がた、大将を布団にぶち込んでやってくれや」

「おう」

「任せろ、体力勝負なら俺と杵は無敵だぜ」

ヒィイ。

「そうか、毎晩こんなことをやってるのか、ここの常連は」

あのね蜂須賀、感心してないで助けてくれるとありがたいな。

「待ってみんな! 管理人さんに厳しく当たるなら、その分僕を! 」

亀甲タイキック。

 

なんだかここにきて体が更にボロボロですが、今夜はまた早く寝ます。

もうね、飯を食うたびにどころか、水飲むのも痛いんですよ。こうなっちまったらバニラアイスがよく効くって本当でした。明日は休みなので、朝起きたときに今日より具合がいいようだったら接骨院行ってきます。ダメだったらとうらぶ無双して遊ぶ。

さて、寝る支度するか。