仕事してきた。ゆうべは帰ったらちょっと掃除するかなんて考えていましたけどね、もう疲れちゃってそんな気はないです。
「どうした姐さん、しっかりしろって」
「兼さんも心配してますよ」
いやあ、兼さんはさあ、心配っていうか異変が起こる前兆とか思ってないか。
「気のせいだろ。そんな、ゴジラが来るとか思ってねえよ」
思ってるじゃねえかよ。どのゴジラだ。まさか80年代ゴジラじゃねえだろうな。
「初代のアレがくるんじゃねえのか」
よし、兼さん今すぐオキシジェンデストロイヤー用意するんだ。
血圧測り始めて半月、高血圧はどうも一時的なもんだったのかもしれない。
この何日かで、ヨーチューブでイズムィコ先生のレクチャーや東カルのトークショーのアーカイブばっかり観てますが、いや、イズムィコ先生のお話ってなんか観ていてスッと頭に入るんですよ。あと多田先生はすげえ研究されてるのに気さくな笑いのエリートだし。
あとねえ、この前「ゴティックメード」観たので、公開当時に買ってたユリイカのゴティックメード特集号を読んでたら、永野先生、押井監督と同じことをしておられた…。プロデューサー相手に「上映時間30分の予定」と言って製作始めて、蓋開けてみたら「70分になったからヨロ」「いや実際作ったらこうなっちゃったし」と、いかにプロデューサーだまくらかして作品を完成させるかを見事に体得してはる。さすが富野監督の一番弟子。
押井監督も、もし自分にハリポタの監督のオファー来たら「学園生活しかやらない」と明言していて、プロデューサーとかに何か言われたら「次でちゃんとやるから」と答えておいて、延々ハリーや仲間たちの日常の授業や放課後だけをやるそうです。理由は「みんなが一番観たいのはそこだから」。いかに自分がやりたいこと、見せたいものを実現するかに特化して、外野から何か突っ込まれてもテキトーに返事して「いや、こういうのができちゃったから」で通す。実際「ゴティックメード」だって、アニメーションで動くことで「騎士がどんなスピードで動くのか」「その騎士が乗ってるゴティックメードはどんなスピードで動いてどう戦うのか」をガッチリ見せてくれて、しかもフィルモア皇帝と詩女の関係がどこから、どのように始まったのかをしっかり見せてくれて、もうこれ以上何が必要なんだ。
こんな美しいメカが当たり前に動くんだぜ。こんなの観ちゃったら一発でやられるだろ。
「ゴティックメード」はこれ以上なくしっかりと映画でしたよ。ええ。劇場のでかいスクリーンに負けない呑まれない、完膚なきまでに映画でした。
いかん、何を話しても強引に「ゴティックメード」の話をしてしまう。
気をつけろ、そこまでのレベルで完成度高い映画だ。100年残る映画なのじゃないか。
明日は早い時間のシフトなんだけど、水曜はやっぱり早く起きなくちゃいかんのです。
インフル予防接種打ちに行くからな。早く行って、そうだな、朝イチで行くぐらいの勢いで行っておかないと。予約なしでやってくれるけど、早い者勝ちでいかないとなくなっちゃうだろうからな。
今日はもう少し打鍵して寝ます。明日早いんだから早く寝るぞ。