仕事してきた。明日は休みなんですがね。マミーが「今度こそうなぎを食べにいく」と言い出しまして、昼に出かけることに。押入れ片付ける予定だったのだが。
もうこれから寝るまでやる。片付けてから寝る。刺激があると目も覚めるだろうから、ミュの公演観るか。歌合の千秋楽にしよう。杵君出てるから。
AppleTVで「裏切りのサーカス」とも思ったけど、あれは腰を据えて観るものだ。しかも擦り過ぎて序盤から即号泣するし。擦り過ぎて序盤から泣くのは「スカイ・クロラ」もそうなんだよなあ。ヘッドホンで語りを聴いて楽しむってことなら「立喰師列伝」の方がいいのかしら。だがうっかり寝るどころじゃない刺激を求めるとなると、やっぱり歌合かしら。
ちなみに今はこれを打鍵しながら花丸1期観てますが、花丸さんちのむっちゃんがくまを説得したアレを見て、熊は恐ろしいんだやめろと叫んだうちの兼さんと大倶利伽羅、まんば君、獅子王君に鶴氏は全員金カム読んでます。
それにしても、花丸さんちの審神者は男士全員の水着を手縫いで作ってましたが、私も手縫いの方が確実だよなと思ってしまう。和裁を数年習ってるとね、ミシン出すより手縫いの方が早いし布端の始末も簡単なんだよ。
「うちの管理人さんは大概のものは手縫いで仕立ててしまうんだ。この前もクッションを仕立てていただろう? あれはなかなかできない芸当だと思うよ」
「大般若、それは単に管理人さんが貧乏性で、ミシンを使うのがヘタクソな上に、出してくるのすら億劫がる面倒くさがりだからじゃないのか」
「よーし長義、お口チャックだ」
「てづくりのものは、あじわいがあってよいものだよ」
ゆうべはあわやピストル長谷部営業開始かという危機が勃発しましたが、今日は管理人さん元気だから。元気だから。
「え、姐さん押入れ片付けるの? そっかー、じゃあアタシも酒の整理しようかなー」
「次郎の言うのは、部屋にとっておいている酒の、口を開けたのを呑み切ると言う意味です」
いいことじゃないの。お部屋が片付くし、次の新しいお酒との出会いが待ってるよ次郎ちゃん。
「えー、やだ姐さん、いいこと言うー」
「次郎、管理人さんがお酒に理解のある方でよかったですね」
うん、私ねえ、みんなの自主性大事にしてるから。だからうちはガンプラ同好会とか映画研究会とか園芸同好会とか奨励してるの。戦ってばっかりだとセイシンテキがやられちゃうからね、趣味があるって大事よ。
「やだー、だからアタシ姐さん大好きー! 兄貴も大好きー! 」
私も次郎ちゃん大好きー! 太郎ちゃんも大好きー!
「ねえねえ、姐さんと次郎がキャッキャしてるけど杵きゅん的にどうなの」
「あれは女子高生のズッ友のノリだから大丈夫だろ。加州とか乱ともあんな感じだぜ」
「的確に表現するなお前」
「日本号もときどきあんな感じになってるぞ」
「やーん」
「そもそも俺らと姐さんはさ、どっちかって言うと吉本新喜劇みたいなもんだから、よその本丸みたいな甘酸っぱい展開なんかないだろ。姐さんが座長で俺らがメンバー」
「それはそう」
「顕現した全員、姐さんと初対面で必ず、彼女できたらいっぺん会わせろって言われるもんな。元の持ち主、要は親御さんから大事な息子を預かってるから、ちゃんとしたお嬢さんときちんと真面目にお付き合いしてますって報告できるようにしないといかんって」
「完全に寮母さん目線」
お、なんだ何の話してんだ。槍トークってどんな話してるん。
「あんねえ、あんねえ、正三位は松前漬が好きだからー、お正月には松前漬買って欲しいのな」
あれはうまいよな。カズノコがでっけえ塊で入ってると一見豪華だけどさ、細かく切ってあると必ずカズノコに遭遇する率が上がるし食べやすくなるから、そっちの方が好きなんだよな私は。
とりあえずマミーが買ってくれたらな。
さて、そろそろ押入れの片付けに入るとするかな。
明日は昼ごろに出かけるとか言ってるし、あまり遅くならない程度の時間で終わらせるように気をつけよう。
「では今日こそ俺が何か軽い夜食など」
いやーいやーいやーいやーいやー、長谷部をそんなに働かせちゃ悪いよー。それにすぐ終わるし! すぐ! な!
「そうですか。では、何かありましたらぜひお声がけください」
うん、ありがとうな! ということで、大番頭をピストル長谷部にしてしまわないように早めに始めて早めに終わらせよう。明日は朝のうちに起きられるように気をつけます。