仕事してきたのであった。
ここのところ、左足首が痛いのがどうにも。
明日あさってまでは仕事なので、土曜の夜にモロモロ作業して、日曜にベランダ掃除して、それで大掃除は終わりだな。天気がよかったら朝イチで掃除して、それからフートンを干して、その間に押入れを掃除機かけてしまおう。
今日は朝からクソ寒かったですが、帰ってから即羽衣ジャスミンを室内に取り込みました。連隊戦も始まっていよいよ冬本番、そろそろ植物は部屋にしまっておかないとなあ。
そうだ、日曜にまた久しぶりに、琥珀糖作ってみるかな。夏場はどうにも乾燥しなかったけど、冬場に軒先に吊るすだけでも違うだろう。
大掃除を、早い年には10月には始める俺ですが、やっぱり皆口を揃えて早すぎるとね、言うんですがね。いやだって年末休めないから。学生みたいに必ず十日以上は休めるなら、ギリッギリのキワッキワで始めたっていいんでしょうがね。仕事してるとそうもいかんのですよ。大晦日の夜に、仕事で疲れ果ててるのにキイキイいいながら掃除してるとか嫌なので、早く始めて早く終わらせて、クソほど忙しい暮れにはもう、いつも通り床を拭いたり軽く埃を払う程度にして、ただひたすら酒をかっ喰らってればいい正月を迎えるようにすればいいの。
正月用の酒は、武勇はもう冷蔵庫に冷えてるし、赤霧の紙パック買ったし、あとは赤割用に赤玉ポートワイン買えばいいな。ツマミは汁ついてる岩下の新生姜買って、うずら卵を漬け込んで、あとは生ハムがあればいいな。
「管理人さん、今度の年越し宴会のツマミに、よかったら使ってくれ。俺たち兄弟だけで食べるには、いささか量が多くてな」
「数の子もらったんだけどさあ、数の子だけってのも飽きるよね。どうせならほら、あの首落とすのが好きな子とかに頼んでさ、松前漬けにしてもらえば、みんなに行き渡るかなって」
それは誰のことを言ってるのお髭ちゃん。
「兄者、もしかして歌仙兼定のことか」
「そんな名前だったっけ？ 新撰組の派手な子の兄さんでさあ」
「そうそう、そんな名前だったね」
「ちなみに俺の名前はわかるか兄者」
「えーとねえ、膝丸蜘蛛切薄緑吼丸薄緑丸。それにしても、僕らって南蛮の公家みたいに名前が長いよねえ。おかげでどの名前で弟を呼んでやればいいのか迷っちゃってさあ、困るよねえ」
あー、ヨーロッパ貴族なんて名前20もあるとかいるから大変だよな。親戚全員から名前つけられて、さらに洗礼名があって、親がつけた名前があって、とかやってると名前が寿限無ばりに増殖するみたいよ。
「本邦でも、武家の男子は幼名に元服名、朝廷から官職をいただけば官名、それに他人が呼ぶあざな、とやっぱりいくつも名があるな。だが兄者、本丸にいる今は俺のことは膝丸と呼んでくれ。全部呼ぼうとしなくていいんだ」
「うーん、わかってはいるんだけどさあ、ほら、かわいい弟のもらった名前だからさ、どうせなら全部呼んでやりたいけど、長いから略そうとすると、どこをはしょったものか迷うよね。
で、結局一番確実な呼び方になっちゃうんだよね、いつも」
あー、お髭ちゃん、お膝ちゃん呼ぶとき大概「おとうと」だし、ベロッベロに酔っぱらうと「僕のかわいいおとうとー」だもんね。
「だってかわいいじゃない」
「兄者…」
本当何だろうね、うちの子らは兄弟仲いいよね。
「長曽祢！ 何度言ったらわかるんだ、浦島にあのおかしな将棋のルールを教えるな」
「いや、俺が進んで教えた訳でなくて、浦島が知りたがってだな」
え、長曽祢にいやん、浦島に宇宙将棋教えちゃったの。
「俺はむしろ止めたんだ。止めたんだが、陸奥が面白がって教えてしまって」
「ワシも長曽祢だけやのうて、新たな才能と手合わせしてみとうなったんじゃ」
むっちゃん、そんな罪作りな。
「浦島は筋がえい。覚えも早くて飲み込みがえいがよ。さすがは虎徹の子じゃあ」
「そうだろう。陸奥も浦島の賢さがわかるんだね」
よし、長曽祢にいやん今だ。行くんだ。
「蜂須賀、今朝浦島が、ふろふき大根を食べたいと言っていただろう。ちょっと厨房に行って頼んでくる」
「そういえば言っていたな。そういうことなら、頼んだぞ」
さて、今日は仕事してたら上がりの1時間2時間前くらいから、ずっと頭の中で杵君が「♫勝ちに行くぜベイベー！♫」ってバナータオル振り回して歌ってまして、気がつくと帰りのバスの中でアルバムポチって、延々リピート再生してました。
これは、うん、あれだ。朝のアラームに仕込んだら、景気がよくて目が覚めるやつだ。ということで仕込みました。
アイッフォーンのアラーム、睡眠/起床アラームも好きな音楽仕込めれば便利なんですが、まあ仕方ないのかな。ググってもできないって回答ばかりだし。
何だかもうすでに目に来始めてるので、今日ももうえー加減寝ます。
さあフートン出すか。
