気がつくと昼までダラダラしておりました。
さすがにこれではいかんとね、思いまして、起きて動いたわけですが。
「いかんっていうか、腹が減ったからだよな」
「小便したかったのもあるだろ」
悪かったな。
とにかくだ。飯を食って始めましたよ。ベランダの掃除。
使ってない鉢といらねえもんとをまとめてゴミに出したり、洗っておいたりしてから、ベランダ掃いて、土はまとめて袋に突っ込んで、保存容器買ってきてからふるいにかけて保存。これは暇で天気のいい休日にでもやる。急ぎではない。あとは次の植え替えで底面給水式に改造する予定だから、それ用に給水テープ買って、バケツ洗って、まあこれも春先までに揃ってればいいんだから急ぎではない。
急ぎはベランダ用のサンダルだな。夏場のクッソ暑い熱気で変形してたので、これは早いところ買わないと。
ベランダ用は、もう今年の夏がこうであった以上、変に安いもの買うとまた暑さで溶けて変形する可能性があるからな、いっそ木のサンダルにしようかと思ってる。
「大将、古臭いもん好きだよな。菓子鉢が欲しいとか、夏は下駄はきてえとか」
悪かったな。
「京都に遠征すると必ず風呂敷買って帰るよな」
だって実用的だし。
「ま、実際使うからな大将は」
カバンに1枚しまっておくだけで、急に荷物が増えても対応できるからな、便利。
この前姉が来たときには、姫(姪)の学校で荷物持たせたりするときに、下町の学校なもんだから「風呂敷で」と推奨されてるとかで、風呂敷の手持ちを見せて2枚ばかりあげました。ので、今度の初夏にでもまた遠征して買い足さないと。
「お、また行くのか」
「医療従事者としては、まだ諸手を挙げて賛成、とは言い切れねえが、もう3年も大人しくしてると、大将のことだ、煮詰まって精神的によろしくねえ。きちんとマスク手洗いを徹底した上で行くなら、まあ構わねえだろう。健康に気を遣うあまり精神がやられて病に負ける、なんてのは笑えねえ冗談だからな」
今はね、初夏に行くとして、5月にするか6月にするかで迷ってる。
「その頃に何かあったっけか」
「以前に行ってた頃は、6月というと後半、東林院の沙羅双樹と飛び込みで食える懐石、甘味処のかき氷に、それと桔梗だったか、大将いつもそれに時季を合わせてただろ。だが5月って何かあったか? 」
5月はなあ、確かお髭ちゃんが北野さんの宝物殿で公開されてるんだよ。
「そうなのか? おい髭切」
「うーん、どうだったっけ? ほら僕、基本物事に拘らないから」
「兄者、だからって自分の展示されてる季節を忘れるのはどうかと思うぞ」
「まあいいじゃない」
今、刀剣訪問ブログさん見たら、毎月25日は公開って出てましたね。
そうか、25日に合わせて日程組めばいいのか。行くなら5月の方が、日程は組みやすいかしら。まあ、5月6月になっても日曜休みが変わらないようなら、むしろ6月の方がいいのか。絶対にすげえ混雑だろうけど、6月25日日曜日の出発で、その頃には出てるだろうから有給消化で2泊してだな。
本当なら、両親が一緒だと烏丸御池近くの割烹料理のお店に行けるんだが、あそこは二人以上でないと予約入れられないのがネック。かと言って、まさか兄気分に「いい店があるが飯が5000えんするんだ」とはなあ。鼻毛で連れ立って行くような気軽なお値段ではないからなあ。
とりあえず、行くなら京極かねよは必ず行く。あとナカニシさんも行く。
「って、おい君、ナカニシさんは先斗町のウォッカバーじゃないか」
いいだろ! ステキなお店なんだよ!
「せめてなんかこう、おなごらしくキラッキラした場所も出してくれよ! でないと鶴さん心配で心配で」
じゃあ太極殿の梅酒かき氷。あと夏限定のレース羹。
「そうそう、そういうのだよ! そういう、なんかキラッキラしたのをだな、もっとこう、」
「すまねえな大将、鶴の旦那はちょいとお疲れなんだ」
そんな疲れるようなこと、させた覚えないんだけどな。遠征も内番も出陣も外れてるのに。
「いや何、正月に新たな驚きを提供したくてな。詳しくは黙秘だ」
嫌な予感しかしない。
「ということで、姐さん、正月の宴を楽しみにな! 」
どうせ新しい見せパンツでしょ、知ってる。
さて、明日はまた朝ゆっくりの出勤。ひとまず今日で年内にやらないとまずそうなことを、最低限片付けたので、次の休みは予定通り科学博物館行こうかしら。この前、休日出勤できないかと打診されて日程動かしたんだけど、他に打診してた近所の人が入れるっていうんで、やっぱり休みになったんだった。
日程戻して水曜に行くかな。上野。
「お、いいじゃないか! 誕生日の翌日だ、ちょうどいい祝いになるんじゃないか? 」
「そうだな、大将どうせならいつもよりちょっといい昼飯食ってこいよ」
忘れてた。そういえば誕生日近かったんだっけ。
「おいおい、しっかりしてくれよ。君、自分の誕生日じゃないのか? 」
「大将、俺たちでさえ覚えてたのに。自分の誕生日じゃねえのか」
だって、人間はレベルが上がるといい加減どうでもよくなるから。靴の裏よりどうでもよくなるから。
「あー、わかる。大概のことはどうでもよくなるよねー」
「兄者! 人間は俺たちと違って割とすぐ死んでしまうんだ、自分が生まれた日がどうでもいいってそんな」
いや、どうでもいいよ? それより審神者就任の記念日の方が重要。
「え、そうなの? なんか嬉しいねえおとうとー」
「そうだな兄者。管理人さんは常に、俺たちのことを考えてくれているんだ」
お膝ちゃんは本当にいい子に育ったねえ。
さて、今日は夕方にヨーチューブ見ながら寝落ちしてたので、今日も早めに寝ておかないとな。
さっきは「鎌倉殿」最終回見届けまして、最後の最後まですげえことしてましたが、近いうちに第1回からマラソン視聴して、改めて受け止めて行く所存。
とりあえずフートン出しておくか。