仕事してきた。一晩経ってもなおとうらぶ劇場版の衝撃はでかいですね。全員そのまんま本丸から出陣してきた感すごい殺陣だったもの。
来週は呼吸器科に行ってから仮面ライダー観るつもりなんだけど、気がついたらとうらぶ劇場版お代わりしてしまいやしないかと、甚だ不安。
今のところは仮面ライダー観てから、ビックカメラ行ってカメラバッグのインナー探そうかと思っております。
ドラグネットの内側の採寸はしてあるからな、あとは自作するしかないのか、それともいいインナーがあるのかを見ておかないと。
「あ、兄様、これ」
「どうしましたお小夜」
「何かありましたか」
「これ、管理人さんの鉢植え、見て」
「おや」
「おお、これは…」
ミントのリセットして根っこを使った株分け、芽が出始めました。
これ。こうなるともう、たぶん残りの2鉢も時間の問題だな。プラカップの鉢の片割れは、根がしっかり回り始めてるので、そのうち発芽するでしょう。
いやあ、管理人さん今日お仕事だったんだけど、フートンの上からダイビングで起こされて、誰かなと思ったら小夜ちゃんって、珍しいねえ。こんな勢いのある起こし方、滅多にしない子なのに、と思ってたら、これだったのね。
「お小夜はおっとりしていますからね」
「お小夜は賢くていい子ですからね」
アッハイサウデスネ! お兄さんがた! 小夜ちゃんはいい子ですよねー!
「太閤も元気でいい子ですよ」
「太閤もその場を明るくするいい子ですよ」
うん。太閤君もいい子ですよねー!
小夜ちゃん、いつ芽が出るか楽しみにしてたもんねえ。知らせてくれてありがとう。
「これだけじゃないんです」
まだあるの? 何かな?
「もうすぐお花が咲きそうです」
わー! すごいねえ小夜ちゃん! 見つけてくれたんだねありがとう! いい子!
ミントのリセットと同時に植えたローズゼラニウムは、これで根付いたと考えていいのかな。もう一つ蕾がついてて、水やるまで下向いてたんだけど、きのう水やったら夕方帰った頃にはシャキッとしてたし。
ローズゼラニウムは、花が食べられるそうですよ。エディブルフラワーというやつです。なのでこいつはいとし使わない方向で。
植え付けてすぐに活力剤1本、10日で吸い上げ切って大丈夫なのかと思ったんだけど、水やって新しいアンプル刺したら落ち着いたようです。この人は軽く葉水して、あとは室内で育てる。ミントと一緒に窓際育成にする。
しかし、花がピンクか。うーん、そうだな、いうたら宗三…。みたいな…。
「僕、見た目だけの刀じゃありませんからね」
うん知ってる。
「どっちかといったら、この色なら北谷とか似合うんじゃないですか。花と若葉は食べられるんでしょ。料理のできる子ですし、ぴったりの名前なんじゃないですか」
思わぬ選択肢!
じゃあミントは、香りが清々しい爽やかな感じなので、篭手切君で、
「何言ってるんです。ミントなんて爽やかっていう以前に、地植え不許可の生命力じゃないですか。どっちかって言ったら、江というより御手杵じゃないですか」
口が悪い!
「切れ味の鋭いコメントとおっしゃい」
鋭いっていうよりもはや凶器!
「だって僕、刀ですし」
そうだった! 保護者の方、お宅の弟さんどうにかなりませんか!
「宗三は賢くていい子でしょう、管理人さん」
保護者の方ー!
ところで、ミントが杵君みたいだというなら、宗三よ一つ問おう。
投げやりだな。もっと工夫しろって。
「だって別に僕の兄弟関係ないですから」
もっと社交性を育てましょう!
「ほら、僕籠の鳥でしたし」
何で過去形。
「今の生活、どっちかっていったら籠の鳥というより珍生活満喫ですし」
でも楽しいだろ。なあ。
「まあ、兄様も弟たちもいますからね、そう悪くはないですね。あなたがどうこうは一切関係なしに」
辛辣天下人の刀!
「とか言いながら、あなた膝にお小夜と太閤乗っけて、いい加減おろしなさいよ」
やだ。理由はかわいいから。
さて、明日はそういえば残業入ってるんだった。
そろそろ寝る支度するかな。
「おい松、そろそろ寝るぞ」
「松井さん、お布団がしけましたよ」
「松井早く寝ないと、朝起きて大地に挨拶できないよ」
「いや、まだ仕事終わってないからね」
「仕事ってそんな」
「松井さん、人間の体はしっかり寝てから仕事をする方が効率がいいそうですよ」
いいから松井も寝なさいよ。私も寝る。
「じゃあこの、大阪城の戦果報告書、明日中に目を通して花押ちょうだいね」
アッハイ。
ということで、今日はもういい加減寝ます。薬飲んでおかなくてはな。
「どうせなら瀉血すればいいのに。健康になれるよ」
貴重なご意見ありがとうごぜーます。
松井が部屋に引き揚げたので私も寝ます。
明日はミントの苗、どうなっていることか。