仕事してきた。そして今、初夏の遠征の宿、手配しました。あとは列車の座席がご用意されて、支払いの手続きメール来たら払い込んでおしまい。
「管理人さん、俺より早いちゃ」
「こういう行動は早いよね」
「お、君やっと腹が据わったか。宿の予約取ったのか? よし、それじゃあ鶴さんが同行してやろう」
結構です。
「なあなあ、俺も一緒に行っていいか? 」
貞ちゃんなら大歓迎! こんなイケメンと一緒に歩くなら、ちょっと管理人さんがんばらなくちゃな!
「待って、貞坊と俺との、この対応の温度差は何? 俺もう泣きそう」
だってさあ、鶴氏はほら、どこ行っても落ち着きないから。貞ちゃんはすごく自然にかつイケメンにエスコートしてくれるよ? 同じ鶴でも姫鶴さんとはえらい違いよな。
「ひーどーいー」
だがまあ、やることは一つ片付いた。
行き先は京都。毎度お馴染みですが、気がつけば3年4年経ってましたね。行こうかなと思った矢先に流行り病。あれで調子狂ってしまった。いつも定宿にしてたホテルは埋まっちゃってたので、今回は同じエリアの違う宿。これでよかったら、定宿が埋まってるときのサブ的な宿にしようと思います。
いやあ、久々に3泊なんて手配してしまった。まあ、仕事についてはちゃんとチーフ嬢(黒髪の乙女)に了解もらったので問題ないでしょう。あとは来月入ったらすぐに、6月末の予定として休暇希望出して、健康に気をつけるのみ。仕事面はそれでいいか。それ以外は、ああ、花台だな。来月入ったらキャスター付きの花台買って、底面給水の細工ができるように下準備して、カメラホルスターとSDカードも買っておかないと。健康維持といえば遠出するとき用にN95マスク買ってあるので、道中はそれを使用するつもり。あとはちょこちょこと、旅行用のフェイスマスクとか靴下とか買い物して、そんなもんかな。
行かん、カメラバッグ忘れていた。こいつもどうにか仕立ててしまわないと。
「ああ君、旅の手配をしたんだってね。それなら僕が言いたいこと、わかっているよね? 」
歌仙さん、鳩居堂行こうな。
「いいのかい? …ゴホッいやそうでなくて。旅に出たときくらいは、普段とは違う雅な服装をだね」
えー。いうたらアレよ? 管理人さんあほ程写真撮るつもりでいるから、スニーカーにジーパンよ? 汚れたらセイシンテキがへこむようなダメージでかい服装は不許可よ?
「歌仙、写真撮るときはよ、地べたに転がって撮る必要があることもあるからの、大目に見てやってくれんかのー。夜に宿でさっと洗って干せばすぐにリカバリできる気楽な服装が最適じゃからの、ワシに免じて見逃してくれやー」
「む、まあ、陸奥守がそこまでいうなら、仕方ない…。だけどね、君、Tシャツを着るなら、あの珍妙なシャツはおやめよ。いいね」
チョッわかったよ(舌打ち)
「お行儀が悪い! 舌打ちしない! 」
「まっはっは。歌仙はまっこと手厳しいのー」
むっちゃんはほんともう、スケールがでかいのう。
「あ、姐さん、三脚はどうするがじゃ。ご尊父様がしこたま持っておられるからの、ひとつ軽そうなのを借りるのか? 」
うーん、だがなあ。あんまり三脚使える場所では撮らないんだよなあ。しかもぱっと撮ってすぐ場所変えたりするから。まあ、鞄に余裕があるようなら、一応小さいのを見て決めるか。
やることやったら落ち着いちゃったな。
明日もう1日仕事なので、今日はもう寝るか。明日仕事すれば休みなんだ。行くぞ。
さて、鉢植えは明日の夜、仕事から戻ってから取り込めばいいな。
あと1日生きるぞ。
「にんげんのおとなはかわいそうですね岩融! かんりにんさんも、ぼくとあそべばいいのに! 」
「まっこと、その通りよの! だが今剣、働かないと本丸の財政が危うくなるからな。働かないことには我らの生活維持が困難になるからな! 今剣も、明日の八つ時の菓子がなくなったら一大事であろう? 」
「そんなことになったら、せかいのおわりです! 」
「つまり、管理人さんは今剣の明日の菓子のために働いておるのだな」
何このかわいいしかない光景。よし、明日もがんばろう。守りたいこの笑顔。
なんかほっこりしたので、薬飲んで寝ます。明日もやるぜ。