仕事してきたのだが、朝から鼻水とくしゃみが止まらないのであった。これどうなってるん。もうそろそろ花粉は少なくなってるんじゃないのか。
明日は休みだから、朝のうちに洗濯してあとはもうやることないな。F1垂れ流しながら打鍵するぞ。
そういえば今日は、えねっちけBSスペサルでシリーズ化してる金田一ドラマ「犬神家」前編放送だったのね。知らずにいたら気づいたのが放送5分前。もうえねっちけプラスで観る。割り切ったので、今は「吸血鬼すぐ死ぬ」観ております。ジョンかわいいなあ。人間のキャラクターはオータム書店のフクマさん好きなんですよ。フクマさん登場回は際立って面白いと思います。吸血鬼はやっぱりドラルクの爺さんですね。無限の体力を持った小5な爺さん。
うん? 無限の体力を持った小5…? いや待て。なんかそんな奴がごく身近にいたような。
「なあ君、これと鼻眼鏡、どっちがよりインパクトがあると思う? どっちを使えば遡行軍と検非違使の度肝を抜けるかな」
身近すぎた。
「だから何度言わせるんだ! そんな思いつきででっち上げた飲み薬ごときで、すぐに酒に強くなったりするわけねえだろ! ああもう水のめ水ー! 吉行お前部屋戻って先生の布団敷いてこい! 」
いた。こんなところにも。自分で作った薬が無敵とか、どんな小5設定。あと肥前君がむっちゃんを「吉行」って呼ぶときは相当追い込まれてるときだよね。
「おう姐御、今すぐ先生にあっつい渋茶淹れてくれ! とりあえずお茶飲ませて酒吐かせて、落ち着いたらおかゆとかなんか胃に優しいもん食わせて、あとホットミルクとか飲ませて寝かせる、手伝え! 」
「やあ、若いものは実に甲斐甲斐しいな。かゆを作るなら、卵がゆなどどうだ? 」
自由な爺さんきた。
「あっはっは。何を言うか管理人さん、俺はまだまだ現役だぞ。じじいだが現役。これで俺はなかなかモテるのだ。若い娘は皆、俺を見ればきゃあきゃあと黄色い悲鳴をだな」
なんかさあ、政府広報でどっかの本丸でイレギュラーな案件が発生したときのドキュメンタリー映画とか演劇とか見ると、大概の本丸では何かしら企んでる役回り多いよね相談役はさあ。
「いやあ、同輩の活躍を見ると、俺も負けてはいられんな! 俺も何か、管理人さんには聞かせられぬみそかごとの一つ二つも企んでおかなくてはなあ」
やめろ。ポカポカ殴るぞ。私の右手が光って唸るぞ。悪を倒せと轟き叫ぶぞ。
「そうだな、どんな秘密にしようか。ああ、管理人さんはどんなものがいいと思う? 」
隠しておきたい相手にそれ聞くん。
「俺はなんでもオープンだぞ。いつでも堂々と! 」
いかん。今日花粉のせいなのか別のものなのかわからんけど、くしゃみと鼻水と眼精疲労がきついんですよ朝から。何これどうなってるん。
「ぬしさま、おいたわしい…」
ねえパッパ、これどうにかならない?
「うーん、私の専門は腫れ物を斬るのと厄を払うことだからねえ。体の内側の病は、医師に任せるのがいいと思うよ」
まじかー。いや、まじかー。
「お、大将調子が悪ぃのか? そんなら俺が何か一発で効きそうな薬、調合してやろうか」
絶対とぶくすりだろ。
「なんだ、アンニュイになる方の薬がいいのか? 」
やめろ! 総合的にやばいからやめろ!
「そういえばアヘンはまったりするって話だな」
だからやめろ!
「この本の作者は、自らアヘンが実際にどんなものなのか体験して実証してるんだから、なかなか根性のあるお人だよな」
うん、この本で書いてるアヘンの効果、全部作者の実体験なんだよなあ。病気で寝込んでるときに、しんどいのを軽減するための療法としてアヘンを吸わせてもらって、そこから始まるアヘン吸引体験。なまじ実体験なのですげえ生々しい。
だがこういう法に抵触する方向は避ける感じでな。
「ご注文が多いな大将は」
おでん君とドン包平に煙床なんか作らせてたまるか。
よし、明日は昼間にゆっくり時間を取れるからな。今日はもう寝ます。鼻水はだいぶ落ち着いてきたし、今のうちに寝てしまおう。眼精疲労も一晩寝ればたぶん変わるだろうし。
明日は洗濯するからな、朝のうちに起きなくては。
「ふむ。おい山鳥毛、明日の朝は程よい時間に管理人さんを起こして差し上げろ。こう、枕元に控えてだな、若い頃の恋バナなど語り聞かせて起こすのが、最近の流行りだそうだぞ」
やめろ! まじでやめろ! 山鳥毛さんに何やらせるつもりだ爺さん!
「僕は爺さんじゃなくて、まだまだ現役だぞ! 」
てゆうか山鳥毛さん逃げて! 先代だからってなんでも言うこと聞かなくちゃいけないわけじゃないし、そんなもん流行ってないからね!
混乱を避けるためにも、明日は自力で起きます。がんばろう。