仕事してきた。明日は休みなのであった。
「呑む? 呑む? 」
え。なんでそんなテカテカしてるん。
「呑もうぜーなあ姐さーん。春先からこっち、姐さん呑みの席にいないんだもんよー、正三位さびちかったー」
酒臭ぇ!
「楽しみでちっと呑んじゃった。フライング☆ 」
うわ。鬱陶しい仕上がり方になってる。ちっとじゃなくてしこたまじゃねえか。
ちょ、長谷部ー! 日本号が鬱陶しいときのツッコミ要員、長谷部ー!
「はい只今」
あ、そういえばもういい加減月末だった。すまんかった! 寝てくれ!
「いいえ、俺一人がのうのうと寝るわけには参りません」
よし、今夜は主計局全員寝なさい。明日管理人さんも手伝う。寝なさい。松井は瀉血をやめよう。チョーさんもこんのすけを攪拌する手つきで撫で回さないで。目が虚無になってる。
「先程9時を回ったところで博多は休ませましたが、管理人さんどうぞ俺にはお構いなく。みんな先に休むといい」
お前も寝るんだよ。
あ、そうだ。日本号酒をよこせ。
「え、姐さん呑む? 」
長谷部、さあ呑め!
「待って姐さん! 俺のお酒ちゃん、長谷部にはもったいない! やめてお願い! 」
「管理人さんなにを」
さあ長谷部、今日はもう寝るんだ! 私に構わず先に行け!
「なんか知らんが日本号が、大将と酒呑むっていうんでその辺にいた俺らがかき集められたが、なにを呑むんだ」
「俺と伽羅はミロならいくらでもいけるぞ」
「俺が茶を淹れてやろう」
「いや鶯丸、茶は締めにしてくれや」
「日本号殿のお誘いで鳴狐とわたくしも参りました! 楽しみですなあ鳴狐! 」
「楽しみ」
「さあみんな、ただお酒を呑むばかりでは体に悪いよ! 人間の体は、お酒を呑むときには何か摘みながらの方が胃に負担がかかりにくくなるからね。酒肴は僕に任せてくれたまえ」
え。やだ歌仙さんがおつまみ作ってくれるの? 豪華。
「ちょっと伽羅を呼んでくる。歌仙の作るものはおいしい」
ダメだこれ全部でかい口×二振りに吸われるやつ!
「よし、姐さんこんなときこそあれの出番だ」
あれってなんぞ。
「ほーらお国、こんなところにベビースターラーメンがあるぞー! 」
「あ、ポリポリしてておいしいやつだ」
「伽羅坊と一緒に食べるといい」
「ありがとう鶴丸、お前はいい鶴だ」
あー! 管理人さんのこだわりチキン味がー!
「だが歌仙のつまみは死守できたぜ」
「旦那、誉だ」
「鶴丸ありがとう」
「鶴丸殿の活躍に鳴狐も感嘆しておりまする! 」
「ありがとう、みんなありがとう」
なんだこの旧約エヴァTV版の最終回みたいな空気。
「いいかい、楽しく呑んで程々でやめるんだよ。呑み過ぎは雅じゃないし、何より健康に悪いからね。程々に楽しくたしなむ分にはよいものだけど、体を壊すほど呑むとむしろ毒になってしまう。明日の朝もちゃんと、朝食の時間に間に合うように起きるんだよ」
アッハイヨロコンデー!
ところでまんば君は、なんで今更布をかぶってるの。
「これは布じゃなくてタオルだ。風呂の後でドライヤーかけようと思ったら乱と加州と蜂須賀が使ってて、急かすのも悪いからな、でっかいタオルで吸水しているんだ」
なにもかぶらんでも。
「初心を思い出せてなかなかいいぞ。俺は極めて身も心も強くなったが、初心を忘れるのはいくない。そういうのは大事だって兄弟と兄弟と本歌が言っていた」
なんだろうな、いいこと言ってるんだけど、やまんばぎりくにひろくん5歳って感じで、どうなんだろうなあ。
さて、この前いきなり目が出ていた多肉の葉挿しですが、現在の様子がこちら。
気がついたら、ただの緑色の団子じゃなくて構造が肉眼でわかるようになってました。コワイ!
あとハオルチアも今朝見たらこんなもんが出てきてまして、何これなにが起きるの。
葉の隙間から白っぽく顔を覗かせているこれは何なのか。
多肉コワイ! 実際コワイ!
たぶん多肉育ててらっしゃる方にはすぐわかるんだろうけど、コワイ。
と、震えておりますが、そろそろ寝る支度して、その間に何を観るか考えよう。
「明日はちゃんと朝のうちに起きるんだよ、いいね」
満面の笑みの歌仙さんの圧がすげえ! 気をつけよう。