今日は休みなのでほぼ何もしてません。午後にマミーがホムセンに行くというので、便乗して星海坊主（親父）の車で買い物について行ったくらい。床拭きシートと寝癖直し買ってきました。あとは帰ってから部屋の床拭いてだらだらしていた程度。
ゆうべは気がつくとクリアアサヒ呑みながらえねっちけ版「犬神家の一族」観ちゃってて、前編だけで終わろうかと思ったらまるまる全部観てしまった。ラストの一言がおそろしくもおぞましく、どこまでが真実でどこからが妄想なのか、観た人間それぞれに答えが存在する恐怖。えねっちけの金田一耕助はどれもクオリティが匠の狂気ですが、私の中ではもう、長谷川博己版「獄門島」に加えてこの「犬神家」が何度でも観るべき、繰り返しの鑑賞に耐えうる金田一耕助になりました。
個人的には、小夜ちゃんがモダンガールでかっこよかったですね。だがそれでもやっぱりかわいそうなことになってしまう。
さて、日曜日だ。
日曜というと、夜にあるでしょう。山の中で1軒だけ建ってる家に訪ねていくテレビ番組。
今年の大河ドラマがああなので、今年はうちではこの番組を見てるんですがね。見るたびに思うんですよ。
訪ねて行った先がやばい感じのアレだったとかないんか。
「君も好きだねえ」
おっと、微笑みでたしなめられてしまったぞ。
あるだろ。やばい案件が。訳ありの金持ちが変人建築家に作らせたケッタイな館に住んでて、うっかり立ち寄ったらいきなり殺人事件が発生して巻き込まれたりして帰れない、解決するまで帰れま10的なナニが。
「おい歌仙…あると思うか？ 」
「どうしてこう、彼女が考えることはどうかしているんだ」
「ねえよ。あってたまるか」
「あるのか？ なあ姐さん、君そんな家が実在するなら俺を連れて行ってくれよ！ そんな家があったら最高の驚きじゃないか！ え、事件が起きたら完全に巻き込まれる？ そんなの、俺は大概どうにかできるぞ。姐さん一人くらいなら十分護衛できるさ。何せ刀だからな！ 」
「俺も懐に入れて連れて歩いてれば、大概のことはできるぜ！ 」
そんなことになったら、そのときは貞ちゃん、よろしくね。
「そんなことになったら、最悪山の中に脱出しても兄弟が一緒なら問題ないよね」
「そうだな、兄弟の言う通りだ。兄弟は山の男だからな、そんなおかしな家にいるより確実に、健康なまま山を降りられるよな」
「山のことなら拙僧に任せられい」
「はあ？ そんなケッタイな屋敷に迷い込んじまったら、まあ心配すんな、俺連れてりゃ、姐御の一人くれえ護衛しながら堂々と表から出てやるよ。あぁ？ 犯人を指弾しねえと出られねえ？ そういう頭使うことは姐御の担当だろ。俺ぁあんたにおかしな真似しようって連中を叩っ斬って血路開く担当だ」
うーん、何だろう、みんな見事に物理で解決するね！
でもまあ、現実にそんな事態に巻き込まれたとしたら、物理で解決が最適解なのかもしれない。犯人がいるとしたら、その思惑は全部物理で粉砕。
「それは仕方ないにゃ。管理人さんが呼んだメンバーだからにゃ。特に堀川兄弟とか同田貫は物理で解決するのが一番確実でわかりやすいとか思ってるにゃ」
だよねえ。
「そんでもって、御手杵はあいつ、頭使おうと思うとできるけど、個人的な好みで物理の方が分かりやすくていいとか思ってるにゃ。あいつが一番タチ悪いにゃ」
言われてるぞ杵君！
「まー、なんか非常事態で姐さんと誰か一振りくらいが閉じ込められたとかだったら、外から俺が暴れて突破して、同時に中でもかき回してドサクサのうちに救出するのが一番手っ取り早いよなー。少なくともまさやんは、そういうのすぐ察してくれるからさ、姐さんにはいつもまさやんを連れて歩いて欲しいよなー」
「御手杵にいしゃん、そいは要塞攻めの要領ばい」
「似たようなもんじゃね？ 」
なるほど。
「まったく、これじゃあうちはみんな脳筋だと言われても返す言葉がないよ」
え、ダメかいチョーさん。
「なぜ人間には知恵と言葉があると思うのかな。暴力は最後の手段だよ。そういう粗暴な振る舞いは、お国の教育によくないから改めてもらえるかな」
ごめんよお兄ちゃん！
さて、先月申込した遠征の宿と新幹線のパックですが、今日無事に宿と往復の新幹線を抑えられたとメールが来ました。ちょうど買い物に出ていた時間帯だったので、帰りがけに郵便局に寄って振り込み済ませました。これであとはもう、荷物パッキングして当日ちゃんと新幹線に間に合うようにうちを出るのみ。東京駅のそばでビジネスホテル取ろうかとも思ったけど、なんかアホらしくなってやめた。予約取ろうと思うとどこも1万以上するのは、やっぱり土曜の夜だからか。素泊まりでただ寝て出ていくだけだからなあ。新幹線に間に合うという安全をとるのか、それとも自力でどうにかするのか。もうなんか検索すれども高いところしか出ないので諦めた。
明日の支度して寝てしまおう。
東京駅前でテント張るくらいしかもう対策が思いつかないので、それなら自分でどうにか早く起きよう。
買い物メモだけ作っておくか。
