仕事から帰ると花台が届いてました。早くないか。
もうちょっと先だと思ってたのだが。
あとカメラバッグ、じゃなかったフライターグは、今日発送のメールが来まして、明日届くかあさって届くか。
とにかく明日は、仕事から戻ったら花台の組み立てだな。今使ってるスチールラックはバラしてしまっておく。
しかしあさっては兼さんに会いに行こうと思っているのに、今朝から左膝と足首痛くてな。どうなっておるのか。
「おいおい姐さん、大丈夫なのか? 無理は絶対にするなよ。国広がよ、えらい心配するからよ」
無理はしないが、カメラバッグ届くのが間に合ったならちょっとテスト的に使って様子を見たい。
「まあいいけど、俺、実家では撮影禁止なんだけど、そうすると姐さんはどこで写真撮るんだ? あの辺何かあったっけか? 」
ハイ出たー! 観光地周りに住んでる人の「なんかあったっけ? 」がー!
あるでしょう。高幡不動とか。土方さんの菩提寺とか。あとは去年みたいに薬用植物園に出たっていいし。
さすがに神代植物公園は、移動に時間がかかりすぎるのでまた今度、ではありますが。近くでとなると高幡不動か、ちょっと飛んで昭和記念公園とか、まあその辺りかな。高尾山も近いと言えば近いけど、あそこも行くとなったら1日かかるよ。
「拙僧、ぜひ高尾山へ行ってみたく! 」
「いいね、お弁当持って行きたいね! ね、兄弟」
「兄弟の弁当はちょうおいしいからな、兄弟と山を歩けば筋肉も鍛えられるし、俺も行きたい」
堀川さんご一家はいつも健康だなあ。
それにしてもまんば君は、どうしてまた布かぶってるの。
「さっき加州が来て『もう紫外線は強くなってるんだから』と被せられた。油断すると日に焼けて大変なことになるそうだ」
打刀って結構みんな仲よしだよね。
「うむ! 打刀だけではない、太刀も大太刀も短刀脇差も、みな仲がよいのである! 仲よきことは美しきかな! 」
「うちはそりゃあ、役割分担で仕事の割り振りを固定してますけど、それだって得意なことを各々に任せてるのがはっきりしてますからね。部活とか趣味の集まりとかで、縦横斜めの付き合いも多いし、おかげで兼さんも兄弟も友達が増えて、僕も嬉しいです」
「同田貫と御手杵を見ているといつも思う。俺に近侍とか絶対無理だ。俺ではあんたを寝かせたり叩き起こしたり仕事させたり、おかしなことを始めたらツッコミを入れたりするの無理だ」
うん! 管理人さん、まんば君はわんぱくでもいい、健やかに育ってほしい。
「おい管理人さん、花台が届いたそうだな」
あ、DIYの匠。
「俺は刀剣の横綱だ! だがDIYはいいぞ。構想を練りきちんと図面を引き手を動かせば、ちゃんと成果が形になってあらわれる」
で、花台を見に来たのけ。
「なんなら組み立ててしまおうかと思ったのだがな、どうだ」
いや、それは明日かあさってにします。
「そうか。あさってにするならば、出かけるのだろう、早めに帰ってこい。明るいうちに帰って、夕方までに組み上げればよかろう」
アッハイ。
「組み立てるときには、俺か大典太を呼べ。一人で強引に組み立てようとするなよ」
ああ、見たいんだね! おでん君も花台、どんなのか気になるんだね!
「あとはあれだ、さっき足が痛いとかいっているのが聞こえたが、寝る前にちゃんと湿布を貼っておけ。いくら審神者は戦場に立たないとはいえ、健康が一番だ」
え、やだドン包平やさしい。そういうの、女の子にやったら好きになられちゃうからね。管理人さんだからヒューヒュー言ってるだけで済んでるけど。気をつけなね?
「な何を言っている! いいから、きちんと体を労われ! 」
ん、どうした兼さん。
「大包平って、こういうところカックイイな」
だってさドン包平。よかったな、カックイイだってさ。
ということで、明日も仕事なので今日はもう寝るのだよ。
ゆうべはいつもよりちょっと早く寝たら、食欲不振はさほど変わらないもののそう悪い感じでもなく、まあ足はね、これは急に肌寒くなると仕方ないから別論として、頭は割とスッキリしてた。
明日はゆっくり目の出勤だから、今朝よりもう少し睡眠時間は確保できると思うけど、やっぱり調子は今ひとつだし寝ておくか。
「寝ておくか、じゃねえ、寝ろ」
はい。
明日も労働してくるぞい。