仕事してきた。昼過ぎから左足の調子が悪くて、体重がかかっただけで痛い。
接骨院ではやっぱり非常にコンディション悪いと。で、やっぱり当時には行っとけと言われました。行けるなら行ったほうがいいと。
「俺さあ、いっこだけ心配なんだけどさ、温泉で解毒されたら姐さんがまるっきり別人になっちまったり、最悪溶けちまったりしないかなって」
「いくら管理人しゃんが毒々しいからって、さすがに溶けるまではいかんち思うばい。御手杵にいしゃんの、お出かけ随行のときのもちボディくらいのサイズになるんじゃなか? 」
「ああ、この体のときのな。この体はなんか世界が新鮮に見えたなー。まさやんを見上げるとか、普段はまずないもんなー」
またこのコンビで、なんの話してるんだろ。
「だけど護衛する側からすると、あそこまで縮まると小さ過ぎて難しいよな。せめて小夜くらいのサイズで縮まるのとめてほしいな。ああ、いっそ夜食に添加物てんこ盛りのジャンクなもの食べさせて調整するか」
「あとなんか毒気の強かもんば見せるんもよかね。押井守の『ガルム・ウォーズ』とか『トーキング・ヘッド』とか見せるんがよかね」
「あとは何だろうな、ああ『インセプション』も強烈だよな」
「『ブラック・ダリア』はどげんね」
「博多、一期が禁止してそうなタイトルなのに詳しいな」
「情報源は薬研兄と鯰尾兄と日本号ばい」
「なるほどな。だけど『ブラック・ダリア』はラスト1カットでトラウマ植え付けられたって言ってたから、姐さんに与えるのはやめたほうがよさそうだな」
「そげに強烈と? 」
「いやー、姐さんが寝てる間にこっそり、呑みの三次会でみんなで観たけど、いつも戦闘で見てる感じだったなー。いうたらモツ系」
「あーね、管理人しゃんは人間の女の人やけん、あんまりそういうんは見る機会なかろうもん。それでも耐性はある方やろうけど」
「姐さん、俺らが手足もげて帰っても、俺とまさやんで生首使ったコラボアート持って帰っても、しれっとしてるもんな。体はおなごでも根性はゴリラだろ」
誰がゴリラだって。
「ひゃっ! 姐さんどこから聞いてた? 」
私が温泉で解毒されたら溶けるってあたりから。
「結構最初からじゃねーかよー。うえー」
「御手杵にいしゃん、気づいとらんかったと? 」
「博多、気づいてたなら教えてくれよー」
博多ちゃんは極短刀、しかも本丸最強集団の一角だもんね。って杵君もそうでしょうがー! 油断しすぎ!
「だってうちの中だし。姐さんいつも、うちにいるときはリラックスしてろって」
そこまでくつろいでるのね。まあ、審神者としてはアレよ、本丸内ではそこまで安心してくれてるってのは、悪い気はしない。
「姐さん、温泉行ったらちゃんと毒もとっとけよ」
念を押すなよ。
「大丈夫、心配しないで! 植物の中には、きれいなお花が実は毒を持ってるものとかたくさんあるよ! 俺がちゃんとそういうものを適量でピックアップしておくね! 」
え、何私殺されるん? 尊属殺人?
「よかったな姐さん! これで毒気がなくならなくて済むぜ! 」
私はうちの刀剣男士にどう思われてるんだろう。
さて、薬研温泉は仮に行くとなると、新幹線と宿をバラバラに手配しないとダメみたいです。しかも今ちょっと調べたら、宿の1軒は火曜水曜が休み、もう1軒は宿の主人が亡くなったとかで存続が怪しい、と、俺の仕事のサイクルでは休み取って行こうにも難しいことが判明。土日がかかる休みは取りにくいんだよ。
ということで、薬研温泉は土日に休みを取れるようになってからだな。
これで候補は、秋保と有馬、鉄輪に絞られた。
「本丸温泉も楽しいですよー」
「兄弟の言う通りだ。楽しいぞ」
いや、そこはほら、男湯しかないから…。
明日は仕事して、あさっては呼吸器科。まずはそこからだな。呼吸器科行ったその足でホムセン行って、塗料買って午後にスノコ塗るか。
「いいね! そういうちょっとしたアレンジが、お花を際立たせてくれるんだよ! 」
福島プロからコメントいただきました。
明日の夜はもう呑まずに寝ることにしよう。あさって医者行くのに起きられないと困るし、気をつけないとね。