今日は休みでした。
朝のうちに起きて、フートンを干し掃除機をかけ、ダラダラしていました。
ゆうべは幕末天狼傳2020年版観て海亀の産卵の如く漢泣きに泣き、2部の初っ端からスカレリを叩きつけられて度肝抜かれ、もう「アッ…アッ…」しか言えない酒クズになっていました。
あと今日は何やってたっけ。
ああ、ゆうべ配信観ながらポチった、幕末天狼傳のアルバムをiTunesのプレイリストに入れて、iMacとアイッフォーンとでデータコンパチさせてたんだった。
まさか呼吸するよにアルバム2枚ポチるとは思わなかった。
いや、だって2016年版は「美しい悲劇」、2020年版にはスカレリが入ってるから…。
「あっちの俺らもカックイイけどよ、うちにいる俺らの方がいいだろ」
「そうだね兼さん! 政府広報の兼さんもかっこいいけど、やっぱり兼さんの方が最高だよ! 」
「わかってるじゃねえか」
どうしたヒデとロザンナ。
「誰がヒデだよ。そうじゃなくて、あー、あれだ。姐さん、左足はどうなんだ。国広が心配してるぜ」
「兼さんも気がかりなんですよ。兼さん、強くてかっこいいだけでなくて優しいので」
ああ、うん、足ね。相変わらずですわ。痛いのは落ち着いてきてるけど、体重がかかると痛いのは相変わらずだし、変な張りがあるのも変化なし。風呂であったまると揉んではいるけど、どうしたって時間がかかるみたいだね。
「関節やられるとな、長えぞ。俺も国広も新選組で散々負傷者見てるからな」
「しかも一番体重が乗る足首だものね。お医者様にも、何年もかかるって言われてるんですよね? 」
下手すれば一生付き合うことになるとは言われてるね。まあ、まるっきり歩けないわけでなし、短距離なら走れるから。
「それだって10メートルもない距離しか走れないんでしょ。僕らが背負って走るのはどうです? 」
いや、それやるとまた大倶利伽羅に「笹川良一の母」っていじられるから…。あいつ、馴れ合わないとか言ってるくせにいじるんだよ。
「ふふ、大倶利伽羅さんは前からあんな感じですよ。ほら、兄弟は大倶利伽羅さんと仲よしだから、僕らも付き合いがあるんですよ」
詐欺じゃん! 馴れ合わない詐欺じゃん!
「おい、部屋の前通ったら話が聞こえちまったからひと言言っとくが、大倶利伽羅な、あいつ水辺のダイアン好きだぞ」
え。季節問わず黙って海パン渡されるあれでしょ。
「見るたびに腹抱えて笑うし、東京進出して海パン渡されなくなってから物足りねえって言ってるぜ」
わかる。物足りない。味噌汁に味噌入ってないぐらい物足りない。
「それぁもはやただの湯に豆腐とか入ってるだけの汁じゃねえか」
はー、しかし衝撃だわ。あいつが腹抱えて笑うの。まじでか。
「管理人さん、今週の長船のスケジュールだ。金曜に小豆さんと謙信君が、製菓材料と文房具の買い出し、水曜に光忠さんと小竜君が歌仙君と山伏さんに袮々切さんと一緒に、土日の短刀キャンプ会の食材や消耗品の買い出しに出る予定だよ」
アッハイ。
「大倶利伽羅君というと、お国とは仲よくしてくれているが、どうしてか彼の方が賢いんだよね。お国ももう少し、彼を見習って知性的になって欲しいところだが」
うーん、だけどそれがまんば君のいいところだからなあ。
「すいません長義さん。兄弟がかわいくて伸び伸び育ててしまったもので」
「ああ、堀川君。いや、なんというか、同じ堀川派でも、君もとても賢いし、山伏さんだって仏道に励まれて、その辺の修験者より余程真面目にしっかり勤めておられるだろう。それを思うとあの子は、いささか無邪気なのではないかと心配でね」
「大丈夫だろ、あいつなら。なあ肥前」
「ああ。この前あいつ、変質者に遭遇したら『知らない人について行ってはいけないと兄弟と兄弟と本歌が言っていた』とか言って防犯ブザー鳴らしてたぜ」
見た目は美少年なのに頭の中身が5歳!
「素直なのはいいんだけど、俺としてはもう少し、頭の中身もご兄弟に似てほしかったな」
「なんかお前も苦労してんな」
本当苦労してんな。あれよ、チョーさんお休み欲しかったらいつでも言ってな。ちゃんと息抜きしてリフレッシュするんですよ。
幕末天狼傳ですが、あれは「今この瞬間が蝋燭が燃え尽きる直前の輝き」と知っているものが、それと知らずに今を生きている大事な誰かの道行きをただただ見守り続けるつらさを、これでもかと見せられていて、宇月原晴明の「聚楽」読んでるときと同じしんどさがあって非常にくるものがありました。一番幸せだったのが人生の序盤ってのは、それに気がついた瞬間から、残りの時間がただただ「おまけの一日をただただ繰り返す」ばかりの味気ないものになるんだ。気がつくことがなくとも、それはそれでまたつらいもんですよ。
なんてことを思いながら観ていると2部でやられるんだ。だから刀ミュはおそろしいんだよ。
明日は月曜ですが接骨院休みなんだよなあ。海の日て何だよ。知らんがな。
火曜まで接骨院行けねえので、足の状態には気をつけないとな。
明日早いのでとっとと寝るか。