雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

永野護とヒラコーと京極夏彦の読者は待つことに慣れているのであった

仕事して接骨院の、いつものやつな。

つい今まですげえダラッダラだったのに、今なんかシャキッとしつつあるのは、ついったで「鵺の碑」発売決定の情報解禁速報流れたからです。生きる。

「管理人さんは京極堂シリーズがお好きだからな」

「とか言いながら、細かく震えてるようだね。長谷部さんのことだよ」

「心配せずとも、管理人さんは本丸にちゃんと戻るだろうになあ」

「そうだね、江戸城下の演習また始まるって話もあるし、毎日帰ってくるんじゃないのかな」

「長谷部、心配ない」

「長谷部殿、鳴狐もこう申しておりまする! 管理人さんはわたくしの毛並みに夢中でございますからなあ! 」

あの、人の部屋の前でなにしてるん。みんなして。

「管理人さん『鵺の碑』を購入されても、きちんと本丸へお戻りくださると、俺とお約束くださいませんか」

え、いや、発売9月だからね。気が早くね?

「長谷部さんも心配性だよね。でもまだあるんじゃないのかな」

「え、まだ何かあったっけ? 」

いや、なにもないと思うよ?

「僕らに隠し事はいけないなあ。管理人さん、あるだろう。愛らしい少女たちがくんずほぐれつの大活躍をする、あれのことだよ」

またいかがわしい表現をするな青江。もしかして、あれのことか。

「まさかエッチな本? あの管理人さん、しばらく貞ちゃんに近付かないでね」

いわれなき隔離! そんないかがわしくないぞ! あれだよ、あれ! 復刻版出たんだよ! 西条八十の「あらしの白ばと」!

「なにそれ」

「光坊、心配ないぞ。そいつはな、愛らしい少女たちが悪漢を向こうに回して大活躍する少女探偵団ものだ。痛快な冒険活劇だから、貞坊の目に入っても問題ないだろ」

どこからきたのか知らんが、鶴丸よ、フォローありがとう。だがお前ほんとにどこから来た。

「そこの天井裏から」

相変わらず天井裏活用してるのな。

「あ、そうなんだ。そういうことなら、僕もちょっと貞ちゃんと一緒に読んでみようかな。管理人さん、読み終わったら僕にも貸してね」

切り替えが早い!

しかし、そんなに帰らないとかないぞ。江戸城下の演習始まるし。あれは回数こなして鍵集めないとお手上げの演習だからな、蔵の鍵全部開けられるようにがんばるさ。実休さんの強化もあるし。できるだけ安全に、場数踏ませてやりたいのよ。

せめて阿津賀志山周回できるくらいの練度に育ってからでないと安心できない。

 

そういえば俺、兄貴分に「お前は本を読むスピードが早い」といわれたんだが、そんなに早いのか? あまり気にしたことはないんだが、そんなにか? 

体力の状態にもよるけど、基本はまとまった時間取れれば、そうだな、夢枕獏先生の「陰陽師」1冊とかなら3時間ぐらいで読み終わる。そして読み終わると気に入った短編をもういっぺん読み返す。下手すると頭から読み返す。長編だったらえーと、牧野修の「傀儡后」はさすがに大作だったので1週間ぐらいだったかな。あんまり他の人の読書のペースがどの程度なのか気にしたことがなかったから、みんなこんなもんだろうと思っていた。いやでも俺の読書ペースはだいぶ遅いだろうと思うのだが。

「いいじゃないか、そんなことは気にかけるほどのことじゃない。君は一度通読して、きになるシーンがあると読み返して記憶を強固にしていくだろう。読書のスタイルもペースも人それぞれ、本を読むものの数だけスタイルがあるのさ」

何だろう、すげえいいことを言ってるような気がしてくるから不思議。

「二代目はいいこと言うなあ。なあ国広」

「そうだね! 」

ちなみに兼さんは、最近読んだ本で一番面白かったのは「もうぬげない」だそうです。

 

さて、明日は帰りに本屋に寄って「あらしの白ばと」買って、水曜は接骨院だけ行ってもう何もしない。とにかく休みにぶち込んで、木曜から6連勤なのでそれに備えよう。

さて、寝る支度するか。

そうそう、きのうの槍とふれあう会でいただいたおマンヂウですが、こしあんを包んだ超やわらかいおマンヂウにみたらしあんがかかっていて、人をダメにするおいしいやつでした。通販とかしてくれるんだろうか。いや、買いに行くか? だが正直、他に用事があるとかでもないと、片道2時間弱は厳しいしなあ。

あとでサイト見てみるか。

あ、明日にでも10月の休み希望出しておかなくては。