仕事して本屋に寄って接骨院に行ってきました。
本屋で「あらしの白ばと」を探したら、検索機では在庫有りだったのにどうも管理ミスだかで在庫ないと言われ、頭にきたので尼損で取り寄せた。明日届く。
楽譜ついてるかしら。
盛林堂さんから出たときには、編纂された芦辺拓先生の奥様が楽譜を作成されたものが付いてたそうなんですよ。作者・西條八十作詞の主題歌の楽譜。
また付いてたら楽器演奏アプリでも仕込んで演奏してみたい。
「あ、あの、お歌なら、僕らにお任せください」
「歌ならば粟田口短刀合唱団の出番です! 」
「ご安心ください、薬研兄さんは指揮者です」
「と、虎君も、コーラスで参加します」
え、いいの? 楽しみだなあ。楽譜ついてるといいね。
さて明日は朝のうちに起きて、洗濯して接骨院に行って、あとはもう寝て過ごすか。
「お、大将いいところに来たな」
嫌な予感しかしねえ。
「ゆうべ、よく眠れる処方薬出してやるって言ったろ。支度できたぜ」
いやあ、そんな、なんか悪いよ、遠慮しとくよ。
「まあそう言うなって。ほれ、こいつだ」
おい、どういうことだ。
「睡眠には効果的だろ」
どうしてこうなった。
「夜店で包丁が買ったものの食い切れなかった分ですまんが、ツマミにはちょうどいいだろ」
いや、包丁が食べきれなかったとかは構わないんだけどさあ。
「どうだ、絶対ぐっすり眠れるだろ」
「大将、明美ちゃんみたいになってるぞ」
否定も肯定もできない…!
「よし、それじゃあスナックなら一つ、ログインボーナス頼むぜ」
調子に乗るんじゃない!
そういえばさあ、聞いてくれるか薬研よ。
「どうした」
この前実休さんが来ただろう。で、初顔合わせの席でだな、私に対して「甘い匂いがする」とか言い出してな。今度血糖値の検査してくれんか。
「糖尿は小便と体臭が甘くなるもんな。よし、落ち着いたらやるか」
よろしく頼む。
「だが、口説かれてるとかは思わねえのか。大概の女の審神者はそっちだと思いなさるそうだぜ」
え、だって甘い匂いだぞ。そんなもん、血糖値がやばくて体臭が甘ったるくなってるとしか思えないだろ! 思えないだろ! 気分的にはこうだぞ!
「まあ、確かにうちでは色恋はミジンコの毛程も生まれねえもんな」
生まれてたまるか。第一、私いまだにこの人が本気で好きだし。
ほらステキ。ほんともうステキ。
「大将この哥さん好きだな」
何万回擦るつもりだと言われても真実なので何度でもでかい声で言う。
さて、それでは仕方ない、放置してぬるくなるのもアレなので、ちょっとフランクフルト食って泡の出る茶色いやつを流し込むか。
「流し込むって」
いいだろ。細かいことは気にするなよ。な。
「あんたがどうして陸奥を最初の相棒に選んだか納得だわ」
そうかい?
「大雑把で出たとこ勝負なところが激似」
ひどいよ肥前君!
まあいい、肥前君はへとも思わない相手は黙殺する子だって管理人さん知ってるからな。
母ちゃんのような心持ちになったところで、そろそろ寝る支度するか。
明日は朝のうちに起きて洗濯せねば。