仕事に出たら昼前から左足がやばくてどうなっておるのか。
明日は休みなのでもうなにもしない。なにもしないので洗濯はさっきやった。
明日は何か映画でも観るか、出なければ「地図と拳」読み進めながらダラーっとお茶でも飲んでいると思われます。ああアイスティー仕込まなくては。
そういえば今クッソ暑いから「砂の器」観るにはちょうどいいんだけど、今どこで配信してるんだろう。
「また古い映画の話か? 」
そうだよ悪かったな。
「いやかまわんよ。俺は『明日に向かって撃て! 』が好きだ」
ブッチとサンダース!
「管理人さんはポール・ニューマンが好きだったな」
うん。歳食ってもなおカックイイ。
「だがロバート・レッドフォードも嫌いじゃないのだろう」
うん。前に「スパイ・ゲーム」観に行ったら、ブラピ目当てだったんだけどな。上司役のロバート・レッドフォードが凄まじきイケオジでな。ああ今まで私は「明日に向かって撃て! 」を観ている間、一体なにを観ていたのかと。
「ポール・ニューマンだろう」
その通りなんだがね!
「ちなみに大包平は『ひまわり』が好きだぞ。たまに夜中にDVDで観ながら号泣しているな」
期待を裏切らねえなあ。そういえば八丁君はなにが好きなんだろう。
「八丁念仏は『シェーン』だな」
ああ、主人公が流しのガンマンだもんな。じゃあ今度、新し目のところで「バリスティック」とか観せてみようか。たぶん知ってる人少ないだろうけど、一応ルーシー・リュー主演のガンアクション映画。てゆうかもうガンアクションやるためにストーリーがかろうじてついてる的な映画。
「管理人さん、俺も茶を呼ばれようか」
ダブルジジイになった!
「茶菓子はないのか」
「昼間に平野と秋田にやってしまってな。どれ、厨房で漬物でももらってこようか」
漬物でお茶はもう、どう言い逃れのしようもないオタッシャ倶楽部だよな。
「ご主人様、お茶菓子を持ってきたよ! 」
え。なにも言わないうちにどこから。
「僕はご主人様の犬だからね、いつでもおそばにいるよ! 」
いやそんな、常勤しなくても。飛び石連休でええんやで。
「鶯丸さんと三日月さんにはミニ蒸しパン。ご主人様には、お好きだっておっしゃっていたレモンパイだよ」
シフトを組むんじゃない。
「さっき、お店で最後の1個を手に入れてきたんだ」
何だそのドヤ顔は。お前なんかこうだ。
「ああっ、眼鏡にご主人様の指紋が! 僕のデリケートゾーンが今、ご主人様に弄ばれている! だだダメだよそんな、こんなすごいこと、癖になっちゃうよ! 」
「戻ったぞ。おや、客が増えているな。それに茶請けも増えている。客が来ると茶請けが増えるのか。この仕組みはいいな」
いやこれ、たぶん特殊イベントだからね。
「どれ、大包平を呼んでみるか。あいつはなにを持ってくるかな」
やめなさい。もう寝てるだろう。起こすのかわいそうだから。
ということで、茶請けを持ってきた亀甲は向こうでビクンビクンしてますが、奴を放置して茶菓子を食ってやる。きのうのよくわからん体調不良もあるからな、明日はなにもしない。
さてフートン出すか。