仕事して接骨院に行ったのであった。
しかしどうにも調子が出ねえな胸がうっすらとむかつくなと思ったら、水あんまり飲んでなかったな。いや仕事がなあ。客の流れが変な具合で水飲むタイミングが取れなかった。
「あんまりじゃねえだろ」
え。
「牛乳瓶1本飲んだ程度じゃねえか。それで快調だったらそっちの方がどうかしてるぜ」
だから帰ってからお茶飲んだだろうが。
「部屋に置いてたポットに残ってたの、そのまま空にしたくて開けただけだろ。それもきっちりコップ1杯分」
それはそう。
「姐御、あんたこの前の遠征で熱中症起こしてたのをもう忘れたか」
うん、すまんかった。
「どうしても呑みたかったら、先に水か茶、しこたま飲んでからにしろ。話はそれからだ」
あ、だめとは言わないでいてくれるのね。
「俺がダメだって言ったところで呑むだろ姐御は」
わかってらっしゃる。とりあえず今日は「立喰師列伝」と「Avalon」のどっちを観ようか。
「どっちも必ず腹が減る映画じゃねえかよ。勘弁しろよ」
じゃあTNGパトは。
「より一層腹が減るもん出してきやがった」
炒飯に生卵落としたり、寸胴でスープ出てきたり、カップラーメンを焼きそばっぽく仕立てたり。
「だから! やめろって! 」
あ、左足首がゴキゴキって。
やっぱり相変わらず状態がよろしくないな。
「あんた塩気と水分とっとけ」
え。そんなか。そんなにか。基本食物を持ってない状態の管理人さんに対しては虚無なのに、大倶利伽羅に心配されてしまった。
「いくら俺でも、そこまでじゃない。あんたが小動物と一緒にいれば話くらいする」
小動物をもふりながらだろ。
「当然だ。小動物はいいぞ」
でかいのは?
「でかいのはでかいので魅力的だ。火車さんとかもふらせてほしい」
ああ、あの姐さんでかいもんな。
「だがこういう小さいのも嫌いじゃない」
それ出すの反則だろ!
てゆうか大倶利伽羅、こういう小鳥系好きだよな。なんか仲よしだし。まんば君もだけどさあ。
「鳥もかわいいぞ」
うん、かわいいよね! わかる!
なんてあほな話してる間にお茶飲んで、残ってたポテチちょっと食ったら落ち着いてきた。
「だから言ったろう、水と塩だ」
さて落ち着いたところで、何を観るか。
最近体力落ちてて、夜になるとすげえねむみがキツくてなあ。
「立喰師列伝」もいいが、あれ結構ボリュームがあるんだよなあ。2時間はあったはず。となると「Avalon」の方が90分ちょっとで終わるから、その方がいいだろうか。終わったところで即寝られる。
あー、うん、こっちにするかな。
とりあえず寝る支度だけして、服薬して寝るばかりにしておくか。
明日は休みなので、午前中に起きれば無問題だな。
明日はそれなりにやることがあるのを片付けるぞ。