仕事して接骨院行ってきた。
明日は天気が荒れるとか聞いてたんだけどな。予報見たらそうでもない感じなのな。
明日は呼吸器科の診察があるので、ちゃんとそれに合わせて起きられるような時間に寝ないと。
どうもマミーが出かけると言っていて、接骨院と呼吸器科終わって帰るともう出てるぐらいの感じだそうで、昼のパン買っておくかな。またこの前の生ハムクリームチーズをやろう。ついでに野菜も何か仕込むか?
「おや、今日は随分とムーディだね。なんだかドキドキしてしまうよね」
どうした青江。動悸息切れなら薬研に相談しとけ。救心くれるぞ。
「管理人さんの部屋のことだよ」
ああ、別に節電ってわけじゃないぞ。さっき晩飯食べながらテレビ見てたら、部屋が明る過ぎると睡眠によろしくないとかで、照明をルームランプだけにしてみた。
ちょっと落ち着くなとは思ってたけど、お前のおかげでなんか意味もなくムーディな空気になっちまったじゃないか。どうしてくれる。
どうもね、遅くまで部屋全体を明るくしているのがよろしくないそうで、必要なところだけ手元を明るくするとかにしておけと。で、スマッホやパソコンの画面の光より天井灯の光の方がいくないなんて言ってましたね。なるほど、入院中にスコンと寝ちまっていた理由がこれか。9時には消灯だったもんな。しばらくがんばって打鍵するものの、ねむみが来て寝ちゃう。そして朝6時に起床。
「健康的だね。数珠丸さんがそんなサイクルで生活してるよ」
え。まじで。じゃあ私もやろうかな。身も心も清らかになれそう。
「江雪さんと山伏さんと一緒に、毎朝勤行してるよ」
トリオ・ロス・仏僧!
しかしこうしてムーディ部屋の照明を減らしてみると、なんかキャンプとかもこんな感じの光量だよな。
青江しってるか。キャンプ用品は結構、防災キットに流用できるものが多いそうだぜ。
「この前山伏さんがそんなことを言ってたね」
ランタンは言わずもがな、テントの下に敷くクッションシートはそのまま、避難所の床に敷けば防寒できるし、十徳ナイフも活躍の場は多そうだし、キャンプ用の食器はまとめて重ねて、収納が便利なようにできてるので携帯も楽。
「でも君、キャンプの趣味はないよね」
ないねえ。だがさすがに災害が起こるとイロイロ考えるわけだ。まだこの本丸を他人に任せるわけにはいかない。
「管理人さんはかなり僕らの自由度を上げてるからね。僕もわりと気に入ってるよ、今の状態」
おい、いきなり褒めるなよ。驚くだろ。
まあ、持っていて悪いことはないので、徐々に物を揃えて行こうかと思うのな。
「まずは何を買うのかな」
まずは大手ゼネコン。
「建設会社? 」
いやそうでなくて。大手ゼネコン。
「手回し発電機だね」
いいか、「宇宙家族カールビンソン」を読んだ人間にとっては、こいつは大手ゼネコンなんだよ。
「ゼネラルコンバータだからかな? 」
今は理科実験用じゃなくて、実用品として売ってるモデルがあるからな、まずはそういうのを買う。電力は大事だ。
ということで、もうねむみがきたら即寝られるようにはしてあるので、しばらく作業します。
明日は早く起きる。