雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

たまにあるよな記憶に焼ゴテ当たるが如きトラウマ植え付けにくる映画

仕事して来た。そして帰って落ち着いたところでこうだ。

kakuyomu.jp

今回は女鬼島津がやっと登場。

 

最近アリ・アスターの「ボーはおそれている」公開されたようで、チラッと映画紹介サイト見たら、またしても明るくてポップいおしゃれな地獄絵図みたいですね。

「管理人さんは『ミッドサマー』を観て疲れ果てていたからなあ」

疲れたっていうか胸焼け起こしたというか。

あれさあ、相談役も一緒に観てたよな、確か。そんならわかるだろ。

あそこでやってるのほぼほぼ全部、カルトのコミュニティあるあるなんだよ。

「そうだなあ。青空の下、草原で白い服を着て皆で茶を喫し食事をして、歌って踊ってというのは、あの世のようでほのぼのしてしまうな」

明るい農村で地獄を演出してみたらああなるんだよ。たぶん。

で、今度の映画では、実家に帰りたいけどなぜか家に着かないおっさんの話だとかで、たぶんこれも「ミッドサマー」と同じで、心身ともにベストコンディションでないと胸焼けする予感しかない。

「そういえば管理人さんは、以前『砂の器』を呪いみたいな映画だと言っていたが、それでいくと『ミッドサマー』はどうなるのかな」

ああ、うん、だって「砂の器」はもう、あの犯人がなんで前半生を捨てたのかとか、その捨てた前半生に付き纏われてああなったとかを考えると、呪いみたいだなと思うわけだよ。で、そうだな「ミッドサマー」は、うーん、あれはほんと何だろう。狂気かな。青空の下でみんなでニコニコホカホカってのは、実際にやると思ったところで無理なのに、あの映画に登場した村は、それを強引に作っちゃってるだろ。その強引さが狂気。言語は理解してるけど常識良識がまるっきりすれ違っていて通じ合わない、ディスコミュニケートから生まれる狂気。

「にゃ、なんだよ『ミッドサマー』の話してんのか? 俺、あの映画観てからしばらくパイは食えなかったにゃ。なんだよあのパイこえーよ。しかもパイ食ってなんか女の子と助平なことして、それが原因で熊の着ぐるみ着せられるんだろ。御前にパイ食ってもすけべはやめとけって言っとかないとにゃ」

御隠居そんなに遊んでるの。

「御隠居は夜の帝王だにゃ。お高いクラブとか行ってもすげえモテてるにゃ」

なまぐせえ遊びしてんなあ。

 

さあ、明日あさって仕事に出ると休みだ。

天気がよかったら何か片付けたりしようか。

今日はやることやったので寝ることにします。

あとはもう休みの日にやろう。