仕事して接骨院行ってきた。体のコンディション悪し。
体のバランスが崩れてるから疲れも出ていて、そのせいなのかメンタルもいかん。
「よし、姐御なんか食え」
いきなりどうした。
「食ってなんかあほな映画でも観てしこたま寝ろ」
待って。
「人間は気持ちが落ちると飯も食えなくてどんどんダメな方に行くって話じゃねえか。それなら今のうちに食っとけ」
まじか。この近侍補佐、強引に腹いっぱいにして寝かせる方から強引に叩き直しにかかってる。
「よっしゃ、この前義妹殿からもらった、なんか甘い茶があったろ。あれ淹れとけ。あと懐中しるこもいっとくか? とにかく暗くなる隙を与えない方向で行くぞ」
ヒィイ。
あ、そうだ、見事に忘れてたけど、そういえばきのうは2月26日だったんだよな。
「君側の奸を叩っ斬る日だな」
「そんなら観ねえとだろ」
だからたぬき君好き。
「管理人さん、明日は天気がえいゆうとったからの、ゆうべの豆みたいなカメラで試し撮りじゃあ」
「ほれお袋の味食っとけ」
もがもが。
「ダイジェスティブビスケットじゃのー」
「だいたい、人間の不調なんざ食って寝ればどうにかなるんだよ。俺ぁ『同田貫』の集合体だからな、俺を構成してる同輩はいろんな人間見てるからよ、食うものも食えずにくたばった人間も、逆に強引に腹に物入れて生き延びた人間も見てるぜ」
こういうことか。
「おうよ。メーテルは正しいぜ」
そういえばたぬき君って、女性に偏見ないよね。顕現させたときにがっかりされるかと思ってたら肩透かしだったのも、一つの思ひ出。
「俺の同輩の中には、別式の娘っ子の差し料だった奴もいるからな」
なるほど。
「メーテルはまっことえいこと言いゆう。美女はわかっちょるの」
うちの男士はみんな美女好きだよな。
「みんなじゃねえだろ。お国と大倶利伽羅と杵は、あいつらきれいなねえちゃんより食いもんとるだろ」
「俺は『グリーン・ディスティニー』と『英雄』のときのミシェル・ヨーはいい女だと思うぜ」
そうきたか!
うちの男士、本当に女優の趣味いいよな! な!
「そういう姐さんは、戦果報告する人間無骨のこの顔見て『かわいい』言うちょったがよ」
え、かわいくね? なんか遊びに夢中になってるワンコのようで。
「わかりやすいな」
悪かったな。
さて、明日は休みですよ。でもまたしても風が強いみたいなので、外には何も出せないな。ボイセンベリーの鉢も気をつけないと。
いかん、なんかもうねむみが強くてボー然としてる。
寝るか。
「寝るかっつうかよ、寝ろ姐御」
映画は明日にします。パト2、2月中ならどうにかありだろ。
「姐さん、鳩サブレあるけど食うだろ? 」
君もか! 私が疲れてると食わせようとするのは、うちの御家芸か!
もうドバッと疲れたわ。寝る。うん。