今日は休みでしたが、何故こんなにやることがあるのか。
10時に目が覚めて11時半に接骨院。帰ってからパナールちゃん(姪)の、中学最後の吹奏楽部演奏会に行って、帰りがけにちょっと買い物したら、喘息の薬の足りない分を取り置きしてもらってるの、受け取りに行くの忘れていた。
明日は休みだから、月曜の帰りになんとしても行かなくてはいかん。
「管理人さん、忙しいせいなのかそれとも疲れているからなのか、ボケたかな」
「あなたフワッフワの笑顔でかわいらしく言えばなんでも許されるとか思ってたら、しっぺ返し食いますよ。ぬしさまがそういう態度をお許しになるとか思ってます? 」
ところでオフタリサン、慰安旅行の支度はできてるんかの。
「私はもうできておりますよ。毛並みを整えるブラシも新調しましたし」
「俺ももうできて」
「ぜんっぜんできてないですよこのひと。私は手伝いませんし、他の三条仲間も手伝いなんかしません。粟田口の子供たちや小夜がやってくれるだろうとか、甘い考えでいるんでしょうけどね、いいかげん自分のことは自分でしたら如何です」
「はっはっは、俺はどうも、高倉健より不器用でなあ」
相談役、明日中にちゃんと自分で支度しておけよ。
相談役に言った手前、私もちゃんと支度終わらせておかないといかんな。
明日には部屋を片付けて、月曜の夜には何もしなくていいようにしておかないと。
「おお、そこな土佐の若者」
「なんだよじいさん」
「このじじいの旅支度など、手伝ってはみないか。お礼はこのマンヂウと煎餅をやろう」
おい待て相談役。
「しょうがねえな。まったく、これだから浮世離れしたじいさんは」
手伝わなくていいんだよ肥前君!
「だって煎餅もらっちまったし」
パーカーのポッケから煎餅とおマンヂウがボロンしてる!
「ほら、じいさん来いよ。冬用の洋装は持ってたよな。うちは全員、私服奨励されてるもんな」
相談役、いい加減にしろほんともう。いい子に頼りすぎだろ。
だがひとのことにかまけている場合ではない。私も支度終わらせねば。
明日あさって仕事すれば休みなので、あと2日生き延びます。