今日もそこそこいい天気でしたね。
今日は朝のうちに起きられたので、決めていた通りにやりました。
下宿屋本丸の小豆長光監修・初夏に向けたお菓子作り。
今日はちょっとだけミントのきいた琥珀糖ですよ。
材料はこちら。
粉寒天に蜂蜜と、さらにここに砂糖も加わりますが。色は食用着色料を使用。風味づけに、間引いたスペアミントを使用しましたが、間引くほどない場合は食用薄荷油で代用ですよ。
鍋に砂糖100gちょっとだったか、と蜂蜜15gをぶち込み、粉寒天4gと水300ccを加えていきます。よく混ぜて、今日はここに更に、濯いだスペアミントも入れておきます。
今日は取り出しやすいように、程々の長さで茎ごと入れていくスタイル。
鍋を火にかける前に、こっちの支度をしておきます。なんかシルバニアファミリーサイズのおたまみたいな専用のスプーンでちょっとだけ皿に取って、単色で色を作ります。
こんなハナクソみたいな量で、こんなにしっかり発色するのこえーな。
小豆君は「いろみずあそびのようで、たのしいねえ」なんてニコニコしてますが、いやこの量でここまでバキッとはっきり色が出るって、強烈だな。
支度ができたところで、鍋を火にかけていきます。
「かんりにんさん、あせらずゆっくりだよ。ちゅうびでじっくりとあたためるんだ。ひがつよいとこがしてしまうからね、きをつけて」
まずは中火で、ふつふつ泡が立ち始めるくらいまで火を通します。今日はスペアミントも入ってるので、細かく泡が立って火が通ってしんなりしたところでミントを取り出します。
ミントがあったので灰汁をとりながら、火を弱くして、少しトロッとするまで煮ますよ。
5分ばかりかき混ぜながらしっかり煮る。さあここからが時間との勝負だよ!
「さあ、かんりにんさん、てばやくいかないとかたまってしまうからね。おかしづくりはじかんとのたたかいだよ」
はい! ここで本日のクライマックス!
バットに流して色付けだ! さっき作っておいた色水を少しづつ取って落として混ぜていきます。箸やスプーンで手早く複数色を落として混ぜるとマーブル模様になります。グラデーション狙ってたんだけど、うちの冷蔵庫は片側の扉がすぐ閉まって、冷蔵庫にしまいにくいので諦めた。
妥協と偶然の産物。
寒天生地は、もっと型にへばりついて離れないのかと思ってたら、角の部分をちょっと押したらあっさり剥がれて空気が入ったので、そこをとっかかりにペロッと剥がしました。
1時間ぐらいで固まります。
あとはこいつをテケトーに包丁で切っていくのみ。
「あまりおおきすぎてもかわかしにくいからね。ほどほどにしておくといいとおもうよ」
どうすか小豆先生。
「こどもたちのおくちにもはいりやすいおおきさだし、いろもすずしげできれいだね」
ありがとうございます。
四隅の丸みがついてる部分はこう。試食がてらおやつにした。
すぐ食べるなら、サイダーにでも入れると、見た目もきれいで子供とか喜びそうですね。
「そうだね。こんどつくるときには、もっといろんないろでつくって、ソーダにいれて、こどもたちとおやつにしよう。きっときれいでたのしいよ」
小豆先生もおすすめ。来週あたり、干物作る用の埃除けネットが届くから、もっと大量に作って乾燥させられるぞ。次は赤の着色料も使って、色数増やして作ってみよう。
幼稚園や小学校くらいのお子さんがいるご家庭でも、親子で作れて時間もあまりかからないハードルの低いおやつです。包丁で切る作業も、手でちぎったり型抜きを使用したり、いろんな形の氷作れる型に流したりすれば、刃物を使わずに作れます。甘味も砂糖や蜂蜜の分量を加減して、食用のアロマオイルやリキュールで香りをつけたりできるので、改めて考えると可能性を秘めてるお菓子だな。
「そうだろう? おかしはくふうしだいでさらにおいしくなるし、みんながえがおになる、すてきなものなんだよ」
なんか、その、ありがとうな小豆君。あといきなり土井善治先生ポジを強引に頼んでごめんな。
今はバットに並べた分は、埃除けに手拭いかぶせて置いております。あとは1日1回2回ぐらいで天地を返して干していくのみ。表面が乾燥して硬くなったら完成。地道にがんばります。
今日は冷蔵庫で固めてる間にフートンを干しラグを洗ってブラシをかけてました。フートン干したので、押し入れも奥まで掃除かけられてよかった。
次の休みは、ネットが届いてたら琥珀糖を量産。まだ届かないようならゆっくりお茶でも飲んで過ごそう。