雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

潜水艇の名前と下宿男士のおパンツの事情というめまい起きそうな取り合わせ

仕事して接骨院行ってきたのであった。

明日は休みなので、作業スペースを片付けながらF1の見逃し配信を流し続けるぞ。

今日はもう寝るだけなので、これを流したら何か観ながら酒を呑む。予定。

さっきニュース見てたら、アメリカで潜水艇が音信不通だとかで、なんでそんなんニュース種になるんと思ったら、タイタニックの船体見にいく観光ツアーで、バクダンみたいな金額の参加費取ってやるもんだからガチセレブばっかり乗せてるようで、乗客の安否次第でおくどころか兆の金がワサワサ動く可能性が出るからね。そっちで追いかけてるみたいですわ。そうさくもアメリカだけでなくカナダの沿岸警備隊も出てるようで、どうなるんだかなあ。

少なくとも公海上で航行するなら、ミゼットサブでもトランスポンダー発信してると思うんだけど、そっちの信号も消えたのか、それともはなから付けてないのか?

「閉鎖空間で男が5人、何も起こらないわけはなく」

そのアオリはやめろ。

「起きるだろ。だって閉鎖空間で酸素も限られてるところに5人からの人間が乗ってるんだろ。こういう極限状態ってな、芯の人間性が丸裸になるんだぜ」

やめろって。

「俺ならそんな空間には、迷わずラッコ鍋を持ち込むがな」

ダメだって。全員で相撲取っちゃうだろ。

「その前のドキドキは省略か? 」

えー。だってさあ、あのドキドキはあそこにいたのが杉元とかキロちゃんとか谷垣だから成立したんじゃん。

「あー、まあなあ。誰が脱ぐのかは大事なんだろうな、知らんけど」

そういうの大事。

「うちでいうなら、光坊とか蜻蛉切とかだろうな」

やめろ! みっちゃんと蜻蛉ちゃんをなんだと思ってるんだ!

「うん、光坊はさすがに悪かった。鶴さんが悪かった」

蜻蛉ちゃんだってなあ、うちのディズニープリンセスをなんだと思っていらっしゃりやがる!

「ディズニーって君なあ。蜻蛉切は大身槍だろ」

でもカワイイもの大好きじゃん。蜻蛉ちゃん。そういうところがかわいいだろ。

蜻蛉切がかわいかったら、薙刀とか太郎次郎とかもかわいいってことになるんじゃないのか」

え、かわいいじゃん。太郎ちゃんも静ちゃん巴ちゃんも素直だし、次郎ちゃんもオシャレでかわいいだろ。

「まあ、君はそう思ってるんだな。そんならそれでいいとして、しかしなあ。潜水艇の名前がタイタン、で、その潜水艇で見に行ったのがタイタニックだろ。こんな形で重なると名前が縁起悪いってことになりそうだよな」

気にする人間はしそうだな。少なくとも、新しい船にこの名前つけるとかは避けそうだよな。

「今、縁起が悪いものの話をしていましタネ? ワタシの出番DEATH」

村正はいい子なのでまだ待機。で、それは何を持ってるの。どこから出してきたの。

「洗濯物を畳んでいたら、ヤパニーズ・トラディショナル・アンダーパンツが出てきましタ! 名前が書いてないので、迷子のフンドシちゃんのお家を探しているところデス」

自分で洗わずに洗濯に出すならちゃんと名前書いとけって、掲示板に貼ってるのにな。

「この子のお家はどこでショウ。陸奥守サンも石切丸サンも次郎サンも違うと言っていまシタ」

鶴丸どうだ。

「俺はいつもブルガリのをはいてるから違うぞ」

本当こういうとこ。伊達の男士、そういうところだぞ。

「オシャレは見えないところから! 伊達で暮らして皇室御物になった刀として、みっともないことはできねえ! まだまだ折れるつもりはないが、どこでいつ折れるかわからん。万一のときに敵に見られても恥ずかしくない装いをしていないとな! 」

よくわからん心構えだな。

「死してなお唇赤しっていうだろう! 」

お前、さては「覚悟のスヽメ」読んだな。

「あ、村正さん! そのフンドシ、今日のお洗濯の中にあったものですか? 」

あら秋田君、どうしたのかな。

「ハイ。乾いたものを畳んでいたら、お名前がないので誰にお返しシタものかと」

「どうした秋田、心当たりでもあるのか? 」

え。粟田口で誰がはいてるの。待ってよその誰かのお遣いとかだよね?

「鬼丸おにいさんのです! さっきから探してたんですよ」

えー! え、待って鬼丸さん? ファッ? ま?

「姐さんしっかりしろ! 鬼丸はあれで、だいぶ自由奔放な奴だぞ! 見た目と物腰のストイックさに騙されるな! 」

「OH、鬼丸サンでしたか。ありがとうございマス秋田サン。早速お部屋に届けに行きまショウ」

はー…。まじかー。いや、まじかー。

戦装束がああだし、本丸にいるときの格好もオシャレジャージだし、まさかと思ってたんだけどねえ。まじかー。

「大丈夫だ、姐さんそう衝撃受けることもないって! うちの鬼丸がたまたま下着だけはトラディショナルなだけで、よその鬼丸はカルバンクラインのボクサーとかはいてるかもしれないだろ! 」

まじでやめろ鶴丸。鬼丸さんはなあ、親戚の粟田口の短刀で子供の扱いは慣れてるって言ってなあ、買い物に行ったときにレジ待ってる間に、前にいる乳幼児がぐずるとあやしてるナイスガイなんだぞ!

「やだ、そんな話聞いたらうっかりときめいちゃうだろ…」

どうだ、わかったか。鬼丸さんにあんまり失礼な口きくなよ。

「管理人さん、支度ができたよ。君も好きだよねえ。呑み会のことだよ? 」

あ、もうオッケー? よっしゃ、そんなら行こうか。

「え、今日は一人呑みじゃないのか。珍しいな」

鶴丸さんも来るかい? バカ映画を観ながら酒を呑んでツッコミを入れる集いだよ」

「いつも通りの呑み会じゃないか」

鶴丸さんなら大歓迎だよ」

どうだ鶴丸。来るか。

「今日は何観るんだ」

「そこはお楽しみ。今日は新刃歓迎会も兼ねてるからね、八丁念仏君が選んだ映画だよ」

なんだろ。気になる。

ということで、今日は泡の出る茶色いやつ呑みながら何か観ます。

映画の前にフートン出しておこう。