仕事から帰ったら、ミントが早速モリモリになりつつあったので、ちょっと間引いて薄荷水にしました。植え替え正解だったな。今のところは。
というところで、久しぶりの撮れ高。
風格を感じる(かんじる)
精悍な表情。
「…いい面構えだな」
え。大倶利伽羅こういうおキャット様もいける口か。
「退かぬ媚びぬ顧みぬって感じでいいじゃないか」
どこのラオウだよ。
すっかり夕方も気温が上がったままで、夏が近いですなあ。
日が落ちてから風が涼しいのでまだ楽ではありますが。
もう今年は、夏が来たら部屋で昼酒でもキメて過ごそう。それがいいよ。
たらい買ってあるから、それに氷水溜めてビール冷やして、足突っ込んでだな。
「そんな楽しそうなことやるなら、そんときゃオジさんも呼べよなー」
誰が呼ぶか。正三位はお部屋で寝てなさいよ。
「いいなあ、やるときはアタシも混ぜてー」
次郎ちゃんはかわいいからいいよ。
「ひでえ! なんで次郎はいいんだよ! 」
え、だって次郎ちゃんかわいいから…。
「それ言ったらオジさんだってかわいいだろ! なあ杵ちゃん、オジさんだってかわいいところいっぱいあるよな! 」
杵君を巻き込むな。
「うーん、かわいいというより、めんどくさい方が勝ってないか? 槍だけで呑んでると、俺らのこと大好き過ぎて抱きついてくるし」
うわあ…。
「正直、こんのすけとか短刀とか、犬とか猫が抱きついてくるならかわいいけど、日本号はなあ。ひたすら重くて動きにくい」
「ああ、日本号のあれか。蜻蛉切なんか、邪魔だろうに殴りもせずに相手してやってるの偉いなと俺も思うぜ」
あ、たぬき君も見たことあるの。そうか、今度蜻蛉ちゃんになんかおいしいもの食べさせてあげよう。不憫。
「なんだよもう、俺のあふれんばかりの友愛をなんだと思ってやがる」
日本号よ、お前の愛はな、臭いの。酒臭いの。まずその辺をどうにかするところから始めようか。
「どういたー? 日本号、なんじゃあ、こじゃんと萎れゆうがは、何があったがじゃ」
むっちゃん、日本号の仲間への愛は酒臭いって話してたんだけど、君はどう思う。
「酒かあ! まあ、あんまり臭いが濃いと、短刀のちびっこ軍団には臭いと言われるじゃろうが、悪いもんではないじゃろー。日本号の酒は明るい酒じゃあて、ワシは好きじゃあ」
「む、むつー! 心の友よー! 」
あ。日本号の目がすげえきれいになってる。昭和の少女漫画みたいになってるよ。ほら、あのまつ毛がウニみたいになってる感じ。
むっちゃんが底抜けにいい奴で、太平洋どころか宇宙みてえに心が広いナイスガイでよかったな。
なんかもう疲れたな。台所からクリアアサヒでも出してこようかなと思ったけど、火曜日に健康診断なんだよなあ。
「これはいいことを聞いた」
出たな。長船が産んだ驚異のテキトーオジさん。と見た目が清らかなだけのビックリドッキリじじい。
「おいおい、人聞きが悪いな、俺は単に、いつも新鮮な驚きを感じていたいだけだぜ。それはともかく、健康診断だろ。それなら見栄を張ってどうする」
「そうさ、ありのままにいつも通りの生活を送って、そのままのあんたの健康状態をお医者に確認してもらってこその診断だろう。見栄を張って、普段やりもしない健康的な生活を、何日かばかり送ったところでどうなる」
うわあ正論。
「ということは、だ。君がとるべき行動は一つだろう。なあ大般若」
「鶴丸さんの言う通りだよ。君が取るべき行動は、クリアアサヒを持ってくるか、焼酎を出すか、この二択でしかないのさ。え? ツマミ? そこにコンビニで買ってきた、えび出汁ひねり揚げがあるだろう」
「なんなら、かりんとうだってあるじゃないか。君、ツマミはなんだっていいんだからいけるさ大丈夫」
まじか。
さっきまですんごいねむみが強かったんだけど、ちょっと落ち着いてきたな。
フートン敷いて寝るばかりにして、そのタイミングで呑んでもいいなと思ったら呑もう。
ほどほどでやめるよ。もちろん(↑「ほどほど」のイメージ画像)