仕事してきたぞ。
帰りに豆腐と生ハム買ってきた。豆腐をキッチンペーパー2枚で包んで3分レンチン、更に5分重しかけると水を即座に切れて、クリームチーズの代用にできるそうで、あとで食ってみます。魔界への誘いと共に。
明日は接骨院行ってそのまま美容院、なのだが、予約の時間確認するの忘れた。10時半に行ってみて、早かったらテケトーに時間潰しておくか。で、そのあとに両国の刀剣博物館に直行。明石の本霊に会ってきます。そこでまだ時間に余裕があるなら途中で銭湯に寄り道してくる。
もうやることはほぼ終わらせてるんだ。洗濯もしたし。
いよいよ連隊戦の開幕が近づいておりますが、今回も行くぞ。回れる限り周回。
思えば今年を迎えた瞬間は、もくりで刀ミュの壽を観る会に参加している真っ最中でした。夜中2時くらいだったかな、お開きになったあとにそのままの勢いで厳島神社奉納公演のアーカイブも観てた。
今度は年越しではなく、正月迎えてからの刀ミュを観る会開催なので、たぶん一人でアーカイブ観ながら酒呑みながらの年越しになると思われます。で、元旦は夜にニューイヤーコンサート観ながら呑む。
「正月なら僕を見ながら呑めばいいじゃないか」
え、やだ。
「ひどい! あー、僕は精神的ショックを被ったぞ! そりゃあ元は政府からの出向だったけど! でも今はもう身も心も君の刀だというのに! いくらなんでもあんまりだ! 則宗ショック! 」
うるさいなあ。第一、野郎の顔を見て呑む趣味ないんですが。
「とか言って君、宴会で短刀が演し物してるの見ながら呑んでるじゃないか! 」
だってかわいいから。
「僕だってかわいいだろう! 」
どの辺が。
「見た目もかわいいし、こうやってちょっとめんどくさいところもまあ、それはそれで憎めなくてかわいいだろう」
自分で言ってる。
いいかおじいちゃん、かわいいってのはな、こういうのをいうんだよ。
ハイかわいい! 実際カワイイ! カワイイヤッター!
少なくともオーディエンスをこのぐらい沸かせてから言えよ。
「坊主たちがカワイイのはその通りだが、僕だってそのくらいの盛り上がりは作れるぞ。見てろ。──南泉の坊主やーい、おじいちゃんがお小遣いをやるぞー、出ておいでー」
「御前どうかしたかにゃ。お小遣いとかはいらねーけど、なんか俺に用かにゃ」
「おじいちゃんが小遣いをやろう。そして坊主の好きなすき焼きを食べに連れて行ってやるぞ。さあ、おじいちゃん大好きって言っておくれ」
「またなんか頭悪そうな遊びが始まったにゃ。どうでもいいけど御前、隣の部屋で日光の兄貴が長谷部の手伝いしてるから、御前の声でっかいし筒抜けにゃ」
「え。そんな。イヤン! 」
何を今更。あと恥じらい方が乙女のようでげっそりする。
「孫の前ではかっこいいおじいちゃんでいたい! 幻滅されたくない! 」
「大丈夫にゃ。御前、俺は自然体の御前が一番カックイイと思うし、あと兄貴たちも加州と大和守も、御前の正体知ってるにゃ」
「いやー! え、待て待て、坊主はこういう僕はありか? 」
「カッコつけて取り繕ったりしないところがクールにゃ」
南泉君、無理して長所探さなくてええんやで。
あ、襖が開いた。
「御前、あまりどら猫に餌付けをなさらないでください。夕飯の時間もございます、間食が響いて食事をまともにとれないことになっては」
日光さんもっと言うてやって。
「どら猫、お前ももっと遠慮をするということも覚えろ。御前がいくら俺たちをかわいいと思ってくださるからと言って、それに漬け込んで甘えるなど以ての外。常に節度と礼節を忘れるな」
「う、うす! にゃ! 」
あ、いかん、今チラッと隣の部屋の中見たら、長谷部が70の顔色になってた。主計局になんか差し入れしてやらないと。
みかんとお茶と、本丸ちっちゃいものクラブ招集するか。
明日もまた早く起きないとだけど、つまみをうっかり作ってしまったのでちょっとだけ呑むことにしよう。
「姐さんちょっとで足りるのか? 」
殴るぞ。水木しげる先生の漫画みたいに、マウント取って平手でビビビビビって緊迫感ない顔で引っ叩くぞ。
「それ完全に俺がねずみ男ポジじゃねえかよぅ」
オジさんはこの前極めてきたんでしょ、もうちょっとそれっぽくしなさいよ。
「いやほら、俺、心は永遠に少年だから」
小5の夏休みの間違いじゃないのか。
「ひでえなあ。呑みなら付き合おうと思って次郎にも声かけてきたのに」
まじか。日本号よくやった。
さて、次郎ちゃんが合流する前に明日の支度だけしておくか。
明日は早く起きなくては。