仕事してきた。
帰ってすぐに遠征中の洗濯物と仕事の制服を丸洗いして干しまして、明日はキャリーの中身を片付けるかな。なんかもうねむみが来てるが、今日は朝のうちにでかい鉢をベランダに出しまして、明日天気がどうだろう、って、ああそう悪くないのか。それならベランダに日除けつけるかな。日除けつければ多肉を外に出せる。
あとはエヤコン掃除と、多肉の手入れと、ああそうだスノコに色塗ってベランダで使いたいんだった。
だがなんだ、今日すげえねむみが来てるな。軽くめまいのようになってるぞ。
「管理人さん、どうぞおやすみください」
うん、そのセリフお前にバットで打ち返すわ。長谷部も寝ような。
「お構いなく、俺はこれから本丸全員の備品購入の記録を計上したものを、政府への予算請求の書式に落とす作業が」
いいから。主計局全員寝なさい。
「姐御ももう寝ろ」
え。まじでか。
「遠征から帰って即仕事に出て、たいしてまとまった時間寝てないだろ」
やだ優しい。たぬき君が優しい。ぶっきらぼうな漢前の優しさ。
「ほれ、だいぶ発言がおかしな具合になってるからな。いいから寝るぞ。今日は蛍と愛染が添い寝してくれるそうだぜ」
まじか。やだもうかわいいお添い寝係! 待たせるのは不憫だ。寝ます!
「なんかどうでしょうのカブの旅でカッパ着る宣言してるみたいな勢いの『寝ます』だな」
いいだろそんなん。だが疲れ溜まってるのは確か。
今日遅くまで起きててもボーゼンとしてただただ時間が過ぎるばかりでしかない気がしてるから、それなら明日早く起きてなんかやる。
「よーし、いい判断だ。そんならもう寝る前の薬飲んで寝ちまえ」
うっす。
ということで、今日はもう寝ます。体力がだいぶ危険なんですよ。
「大丈夫か管理人さん。一晩寝てもすっきりできなかったら、小虎吸っとけよにゃ」
南泉君は吸っちゃダメかい?
「俺は吸っても大して面白くないと思うにゃ」
いやーいやーいやー。
「なのに御前は吸わせろっていうんだよにゃ。変なの。おとなはときどきどうかしてるよにゃ」
わからんでもないけど、うーん、そうだね不思議だね。
ということで、もう今日は寝ます。目の焦点が怪しくなってきた。
もうあとは明日だ明日。あとのことなど知らん。