仕事して接骨院行ってきた。
体は案の定ガタガタでしたよ。当たり前だ。当たり前田の大車輪だ。
「当たり前田のクラッカーではないのか」
「それは若者には通じにくいネタかと」
「大包平、それが通じるのは昭和の生まれが限界だぞ」
「だが前田の大車輪も相手を選ぶだろう」
「意外とプロレスファンの裾野は広いですから、心配は無用かと思われます」
「プロレスは世界中にファンがいるからな。管理人さんは自分がかけられるのは嫌だが見るのは好きな関節技に、ロメロスペシャルを挙げていたな」
お、何なに、プロレスの話か?
「そうだな」
「またお前は適当なことを。俺たちはただ、平野の淹れてくれた茶を飲みながら話をしていただけだ」
あのさ、全然関係ない話するけどさ、うぐやんって若い子と話合うの?
「平野とならご覧の通りだ」
いやそうでなくて、平野君は気立てのいい子だから合わせてくれるけどさ。そうでなくて、幕末の生まれの子とかはどうなん。兼さんとかむっちゃんとか、水心子君とかさあ。
「実質こいつに連中が合わせてくれている状態だな」
「皆さん、生まれた時代の別なく親しく交流されていますよ」
あー、うん、察した。
「それはそうと、管理人さん、体がガチガチになっていたそうじゃないか。また鯰尾辺りが本丸温泉だと言い出すのじゃないか」
だから男子風呂しかないでしょうに。
「短刀を風呂に入れるときに、一緒に入ればいいだろう」
無茶苦茶言うなこいつ。まあ入れるけどさ。保護者が出陣遠征に出てたら入れるけどさ。それでも水着だぜ。
さて、ヤクルトを飲むようになって1ヶ月ちょっと、これ効果がわかりやすいね。
飲むとうんこ出るね。
「あんた一応おなごだろ、うんことか言うなよ」
え、じゃあ肥前君はさ、こういう健康話のときに、うんこのことなんて言うの。
「そういうのはこう、フワッとさせときゃいいだろ。あとはほら、おなご連中はよくお通じとか言うじゃねえかよ」
あー。
「あー。じゃねえ」
まあいいや。とにかくこう、スポーンと出るようになった。
「出るとかやめろ」
えー。医者の問診でさあ、最近の健康状態を話すのに何て言うの。
「毎日快便です、で十分じゃねえかよ。てゆうか、まずあんたはお抱え薬剤師のデリカシーのなさを見習うな」
え、まじで。薬研の影響? あいついつも、私の健康態確認するのに「大将最近うんこのキレはどうだ」ってストレートに訊いてくるからさ。
「その質問のされ方に慣れるな。疑問を持て。乱と京極を見習え」
そっかー。うん、なんかごめんな。
「まあ、それでもヤクルトは腹によかったってことだな。姐御腹も弱いんだからよ、もうちっと続けてみたらいいんじゃねえのか。陸奥もすすめてたんだろ」
うん。むっちゃんと長曽袮にいやんにすすめられた。
あとさあ、今さらっと「腹も弱い」って言ったろ。も、ってのは何だ、も、ってのは。
「姐御、喘息持ちで難聴持ちで左足首の靭帯は古傷になってて、肩こり腰痛があって、もういいところ探す方が早くねえか」
肝臓。
「それだってだいぶ怪しくねえか」
ひどいよ肥前君! 立川のゲームファンタジアでプリ撮って「ズッ友だぉ」って約束したじゃん!
「都合のいい幻覚見るな。あとローカルなネタは他地域の方にはさっぱりだろ」
まあいいや。明日はまた早く起きないといけないんだよな。
「医者行くんだろ。気管支の」
うん。それが済んだらホムセン行ってオキシクリーンのでけえの買ってこないと。あれ、何でみんなバケツみたいなクソでかいの買うんだろうと思ってたんだけど、実際使ったらわかった。あほ程効くけど、ボトルだと1回洗濯機掃除に使ったらすぐなくなるんだ。
「あれ買いに行くなら俺も行くぞ。白い服って汚れが目立つんだよな」
お前、おしゃれ着洗いとかにしとけって。絹は無理だろ。
「いや俺の普段着コットン100%だぜ」
よそのイケメンな鶴丸国永さんの立場が! お前もうちょっと、よその同輩のイメージを大事にしてやれよ!
「え、だって簡単に洗えるし。穴掘ったりして汚しても洗濯が楽だし」
お前、オキシクリーンと一緒に、お洗濯担当メンバー全員にお菓子でも買っておけ。明日は昼ぐらいに買い物行くからな。
と言うことでね、明日はまた朝起きないといけないの。また休まない休みじゃねえか。
で、買い物は必要なものだけ買ってとっとと帰って、洗濯しておかないと。
休みでもやることばっかりなので、もうそろそろ寝る支度してしまおう。
明日は早く起きるぞ。