雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

酒は呑むものなので呑まれてどうするという話

仕事してきた。

なんかやたらつかれてるのだが、理由がさっぱりさっぱり。

明日あさって仕事なので、あと2日生きねば。

そうだ水曜に旧マシンのリサイクルの回収に来てもらえるように手配しないと。

なんか癒しが欲しくて花丸劇場版・月の夏休み観ております。

ほんとここの本丸、全員のほほんなので戦闘能力は相当のものだと思われますね。

「うちは基本仕様があほだからな。のほほん通り越してもはやあほだもんな」

「なんせ揉めると管理人さんと当事者とで、膝詰めで酒呑みながら泥吐かされるもんにゃ。さすがに管理人さん挟んで斬り合いってわけにもいかねーからにゃ、効果はまあそれなりにあるにゃ。でも酒入ってるから最後はみんなで吐いて終わるよにゃ」

私はあんまり吐かないけどな。

「そう言われてみれば」

昔、酒で失敗してから呑み方が染みついたようでな。呑みながら配分コントロールできてしまうのよ。本能的に。

「ダメな人間だにゃ」

いいかね南泉君。酒の席でめんどくせえ相手を潰してしまいたいときは、真っ先にきっつい酒呑ませてからビールとか軽いもんをしこたま飲ませるんですよ。舌がバカになってるからクソほど呑んで配分誤って潰れるよ。

「それ髭切が政府の立食パーティー行ったときにやってたにゃ。管理人さんがめんどくせえからって、目の前にいた髭切と膝丸と蜻蛉切と俺に代打頼んで行かせた、あの定期連絡会な」

あー、先月のあれかあ。

「なんかしやくその地域課の課長とかいうおっさんがすげえうるさかったにゃ。そしたら髭切がいい笑顔でバランタインのボトル持ってお酌してぐいぐい呑ませてから、ビールっておいしいんだねーとか言って、ビールすげえ呑ませててえぐかったにゃ」

待ってうちのお髭ちゃん何してんの。

「あの笑顔で、おっさんが注がれたもん呑むとすぐ、コップ空になっちゃったねえ、とか言いながらドバドバ注ぐんだぜ。しかも呑み終わるまですげえいい笑顔でじっと見てるんだから、まあおっさん呑まない訳にいかねえよにゃ」

ひどい。チウ國式の乾杯かよ。あっちはな、宴会で乾杯してコップが空くと問答無用で酒が自動的に注がれるんだぞ。

「えー、ねえねえ僕がどうかしたー? 」

髭ちゃん、しやくその地域課長呑み潰したんだって?

「なんかうちが弛んでるとか、管理人さんがなってないとか、うるさいから話聞いてるのめんどくさくなっちゃった」

そうか、それで年度初めの挨拶に来たときに、お髭ちゃん見かけてチワワみたいに震えてたんだ。

「チワワ? って、あの、管理人さんの茶碗に入りそうな犬だっけ? 」

「兄者、湯呑みの間違いではないか? あの常に目が潤んでいるヒョロヒョロの犬だろう」

そこまで小さくはない。あとチワワの悪口はお口チャックだぞお膝ちゃん。

「あの人間は、兄者がお手ずから酌をしてくださった栄誉に震えていたのだろうな! 人の身にはあまりある光栄だものな」

「そうなの? 」

ものは受け取りようだよな。

「人間ってねえ、お酒いっぱい呑ませると静かになるんだよー。弟も、なんかめんどくさい人間に会ったら、パンチの効いたお酒呑ませてから、ゆっくりじわじわもっとお酒呑ませるといいよ! すぐ静かになるからね」

でも、吐くんでしょ?

「吐くなら厠だよねー」

「そうだな、兄者のおっしゃる通り、厠だよな」

だよねー。でも私は、酒もったいないから吐くほどは呑まないかな。

「だよねー。僕はねえ、お酒はいつもほどほど、1斗でやめてるよ」

管理人さんもねえ、いつもビールは1リットルでやめてるよ。

「うん、いいことだねえ」

やったぜ褒められた。

 

褒められたので、今日はもう明日の支度してから寝るか。

そうだ明日は燃えるゴミだったな、後で出しておかないと。