雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

犬にとって散歩は最大最高の娯楽である

仕事してきたけど、今日もまたなんでこんなに暑いんだか。

明日から天気悪くなるから、しばらく少しは涼しくなるのかしら。

今月はしばらくおとなしく仕事して、下旬で出かけるつもりでいますが、鎌倉行きたいんだけど、今日いきなり川越行くのもいいなと思った移り気な我。

そういえば川越には杵君の熊革鞘があったはず。

もう20年近く前、今はなき親友とその息子氏(当時3歳)と行ったきりですが、今はどんな感じなのかしら。だが鎌倉も気になってる。いっそ今月鎌倉で、来月川越にするか?

「やあ、やっと趣のある場所に出かけるんだね。いいかい、写真を撮るなら、手軽に携帯電話のカメラで済ませようなんて無粋なことをしてはいけないよ。少しでもきれいに残せるように、一眼レフを持ってお行き」

「夏場に出かけるなら、ちゃんとこまめに休んで、水分と食事をしっかり取るんだよ。帽子をかぶって、あまり体を締め付けない服装にしてね」

出たな兄やふた振り。あの、まず歌仙さんちょっとテカテカしすぎ。あとみっちゃんはオカンに磨きがかかってる。

てゆうか歌仙さん、トーハクとか科学博物館はダメだったの。

「そういうわけではないけれどね、どうせ外出するなら、季節を感じて四季折々の花を楽しむような場所に行きたいものじゃないか」

あの歌仙さん、そういうこと言うと、江の忍び犬が来ちゃうから。

「今季語のお話をしていませんでしたか頭」

してないよ! してないよ五月雨君!

「散歩に行かれるなら、いつでもお呼びください。雲さんと、亀甲さんと村正さんと一緒に待っております」

うん? なんで亀甲と村正も一緒に? いつの間にそんなに仲よくなったの?

「犬にとって散歩は最大最高のアクティビティですから」

あー。そういう付き合いか。なんか最近、大型犬の多頭飼育ってこんな感じなんかなーって思っちゃうんだよねえ。

「姐さん何してんだ? 」

大型犬っぽい子がまだいたの忘れてた。そういえば、あほのゴールデンレトリバーみたいな子が近侍だったんだようちは!

御手杵ゴールデンレトリバー? あの、笑うと底抜けののんきな顔になる犬だろ? じゃあ俺はシェパードだろ」

は? 日本号がシェパード? どっちかっていうと蜻蛉ちゃんの方がシェパードだぜ。うちの近所に昔、すごい穏やかで愛想のいいジェントルマンなシェパードのイケメンがいて、今はなき銘犬マルチャン号とも仲よしだったんだよ。私も何度となく、会うたびにもふらせてもらったもんだ。だが正三位、紳士じゃないじゃん。お前はあれだ。土佐犬だ。金持ちのお嬢様が屋敷の裏山で放し飼いにしてて、3日に1度は小作人が犠牲になってるやつ。

「いつの時代のお嬢様と犬だよ」

「おいおい、それ絶対土蔵に座敷牢があって、当主の息子とかが閉じ込められてる屋敷だろ」

「詳しいな日本号

「いかにも姐さんが好きそうだろ、そういう舞台設定」

悪かったな。だが横溝正史はこの1年2年で、海外でもすげえ高評価で見直されてるんだぞ。

「今年こそ、えねっちけBSの金田一耕助スペシャルドラマやるといいなー」

そうだねえ。私ゃ原作で一番好きなのはやっぱり「病院坂」なんだよ。

「あー、いかにも姐さん好きそうだよなあ。あれ」

「え、やだ杵ちゃん読んだことあるの? 正三位初めて知った」

審神者の執務室に入り浸ってる本丸大本営の連中は、大概読んでるんじゃないか。姐さんが仕事の合間に息抜きで読んでて、その辺に転がってるのを、みんな手が空いたときにパラパラ読んでるんだ」

図書室にも置いてるからねえ。

復刻版「あらしの白ばと」をどうにか入手したいんだけど、初版買えずにいたら凄まじいプレミアついちゃったんだよねえ。重版かからないかしら。芦辺拓先生監修、楽譜つきなんだよ。重版かかったらちゃんと買います。お願い出してください。ドゲザ。

 

さて、明日あさっては仕事なので、もういい加減就薬飲んで寝ます。

仕事の支度してフートン出しておかないと。