仕事してきた。明日は休みなので酒を呑みながらなんか観ます。
おそらく刀ミュ。
左足は気圧が低いおかげで調子は相変わらずですが、もういい明日は休みなんだ。
だが油断すると午後まで寝ているオチになりかねないので気をつけよう。
「よし、ちょっと行ってくるよ」
「どこに行くんだ大般若」
「長義、訊くのは野暮だぜ」
「大般若、しめのスイーツはなにがいいかな」
「お、わかってるねえ、嬉しいな」
なんだ、嫌な予感がする。
そうそう、台風は関東逸れるみたいですが、なんだ根性ねえな。いいだろたまには関東に来いよ。よその地域の被害を他人事で聞いてる生ぬるい関東民を、阿鼻叫喚のズンドコに落としてやるぐらいの気概を見せてくれよ。
「なあ、台風が来るって聞いたぜ。いい機会だ、姐さんに一つ頼みがあるんだが」
嫌な予感しかしない。
「天気がそう崩れない明日のうちに、メーヴェを作らないか」
そらきた。
「あるいは俺の背中にこう、翼をつけてだな」
鶴だから空も飛べるはずってか。もういいよスピッツ聞いてろよ。
「国永、お前まだそのネタ引っ張ってたのか」
え、倶利伽羅どうした。
「伊達にいた頃から、毎年台風の時期になると『今年こそ飛べるはず』とかほざいて天守の屋根に登ろうとした過去がある」
厄介だな。
「だから毎年、嵐が来るたびこいつがソワソワすると俺と貞で縛り上げて監視していた」
なんかほんと、お前苦労してたな。
「なあ国広、なんで台風が来るとコロッケなんだろうな」
「どうしてだろうね。兼さんはどう思う? 」
「うまいからかな」
「だよねえ! 兼さんはコロッケ好き? 」
「うまいよな。食パン軽く焼いてコロッケ挟めてソース垂らして、うまいよな」
「そうだね! 今度お昼にコロッケパンしようか」
「ねえねえ管理人さん、酒と酒と酒と、あとなに買っとく? 」
ツマミは?
「ツマミは兄貴が見てくれてるよ」
じゃああと酒と酒もお願いします。
「はっはっは、皆元気だなあ。よし、俺もちょっとは本丸に貢献するかな。畑の様子を」
おーい青江ー。台風行っちまうまで爺様連中縛り上げて転がしておいてくれ。
「こんな感じでいいのかな」
お前が縛られてどうする。
「デモンストレーションだよ。こんな風に縛るよ」
ちなみにそれは誰に頼んだの。
「亀甲さんに。彼、縛られるのが好きだから、縛る方にも一家言あるようだね。強いこだわりを感じたよ」
「どうかなご主人様、台風で外に出られなくてイライラしたら、こんな風に僕を拘束してストレスを発散されるといいと思うよ! 縛り方は青江君もとっても詳しいから、彼に教わるといいよ! 」
オッオウ。
ということでね、明日はなにもしねえ、ってわけにもいかなくて、ちょっとローズゼラニウムに手を入れないとまずい。ゼラニウムが暴れるとは聞いてたが、いやすげえんだ今。明日手入れするようだったら、そのときに写真撮っとこうかな。
そうだ、ローズゼラニウム、手入れしたら間引いた葉を加州にあげよう。
「えー、葉っぱ? なんで俺? 」
葉っぱをお湯に入れて、香り移してから蒸気でスチームアロマにして、フェイスエステできるんだよ。
「そんなの、俺もっとかわいくなっちゃうじゃん! いいの? 」
いいよ!
「じゃあさ、それやるときは乱と次郎と、あ、この前来た京極も呼んでやらないと! 」
呼んでおいで! みんなでかわいくなっちゃえ!
天気が悪ければそれなりに、家の中でできることって意外といっぱいあるよね」
そうだね。外に出られない分、家の中でかわいくなるのもアリ。
さて、そろそろなんか観るかな。岩下の新生姜持ってこよう。
その前にフートン出して服薬しておくか。