仕事して帰りに銀行寄ってきた。
明日は接骨院行って、銀行寄ってこなくてはいけないのであった。
さてどうしたもんかな。ホムセン行っておかないといかんような、行かなくてもいいような。行くなら濡れティッシュと床拭くシート買っておきたいところなのだが、無理に行かなくてもとも思ってしまう。
「え、君もしや買い物に行くのかい? ちょっと待っておくれ、冷蔵庫の中身は何がたりなかったかな。今思い出すよ」
「ポテチの大袋…コーラのでかいペットボトル…あと何があったか」
「冷蔵庫の食材を思い出そうとしているのに、隣でおやつの買い物リストを作ろうとするのはやめてくれないか」
君らも仲いいよな。一時期はどうなることかと思ったけど。
まあ行くとしたら、ホムセンも行きたいけど、花屋さんかな。ミントの苗欲しいんだよ。夏場を考えて。
「そうだね、君、この前カフェインを摂取しすぎると服薬と成分が似通っているものだから体によくないと分かったからね。お茶ばかりいただくのも、いくら好きでもさすがに控えなくてはいけないね」
そう。だから薄荷水でも作って夏場を乗り切ろうと思って。
「それならディアボロマントなんていいだろうね。レモンも使うから、ビタミンも摂取できるね」
よその本丸だと、歌仙さん洋風のものは苦手な同輩が多いみたいだけど、うちは簡単なものならその辺こだわらないでさっと作ってくれるよね。
「お茶の時間やおやつどきに、お小夜や和泉に作ってやることも多いからね。燭台切が遠征や出陣で留守にしているときもあるだろう、お互いの得意な料理も、簡単なものなら作れるようになっていれば、皆にすぐ振る舞えるからね」
本当ありがとうございます。
「僕も燭台切も、お互い相手がいないからあれは作れない、なんて、手の込んだものならともかく、さっと作って出すお茶請けの類まで断ってしまうのは無粋だと意見が一致してね、簡単なものは作り方を教えあっているんだ」
何そのお料理研究家コネクションみたいな感じは。
さて、明日はホムセン行くにしても花屋に行くにしても接骨院行っただけでやめるにしても、朝のうちに起きて洗濯しておかないといけないのであった。
帰ってからなんかもう疲れちゃってなあ。帰ると8時回ってるんだもの。
明日は朝起きて洗濯して、ああ思い出した。なんかえげつないほど強力な洗剤があって、そいつで洗濯機の洗濯槽の掃除ができるって話で、実際やった人がついっただったかで写真出してるのが、えぐいほど汚れが取れてて、あれを買ってくるのもいいな。ホムセン行くか。
とりあえず、一晩寝てクールダウンしたところでどっちに転ぶか、それ次第でいこう。
「じゃあホムセンのお野菜苗コーナーと肥料と農具のコーナーも見たいから寄らせてね」
あ、プロも同行されますか。わかりました。