仕事してきました。明日はまた休み。接骨院も休みだから、純然たる、ないも予定がない休みです。何をしたもんか。
少なくとも、午前中いっぱいをスマッホのゲームにぶち込むとかはやめよう。もっと何かしら違うことをしよう。
何やるかは未定だけどガンバルゾー(バンザイ・チャント重点)
昼の休憩中に、なんとなくついったのニュース見たら、お粗末な記事が出ておりまして、いやもうひでえな。
この前、意外と早く停戦したアルメニアとアゼルバイジャンについて、中央アジアから中東の事情に詳しいとかいう触れ込みの学者にインタビューしたというものなんだけど、この方本当に「事情に詳しい」「学者」なんすか。
だって「この紛争によって領土問題は武力で解決するという悪しき前例ができてしまった」なんて眠たいこと言っていて、そんなもん、武力か金でしか解決しないに決まってるだろ。
典型的なバカの事例を見たなあ。
そもそも外交というものは、テーブルについて会席した全員が優雅にお茶などしばきながら、そのテーブルの下ではいかに効果的に、誰がやったのかバレずに他の全員の脚を蹴り上げるか、それしか考えてない、そういうステージだからね。首脳会談だの国際会議だので、全員ニコニコ握手なんかしてるのを見て誤解してるんだろうけど、本音言うなら握手は毒手でやりたいんだからね。みんな。
で、戦争ってのは、誰がオラの足さ蹴り飛ばしたのかが判っちゃって、ええ度胸だっぺかかってこいや、が始まってテーブルの上に乗って殴り合いが始まるってことで、蹴り方が下手だったりかわし方が下手だったり、あるいは状況次第では蹴ったのが自分だとバレても構わなかったり、オラがズボンについた靴底の跡が雪原の飛魚だからそんなもんはいてるのはお前だけだっぺ、となったりする話で、外交が下手だったりそもそもする気がなかったりした末のオチなわけです。つまり外交のいちフェイズ。別個のものじゃない。
更に言汲するなら、始めるのは簡単だけど終わらせる方がめんどくせえ。戦闘そのものが終わっても、どんな条件で手打ちにするかを決めるのが厄介なの。その交渉が下手だと、勝った側はふざけるなバカにしてるのか、とまた攻撃を始めるし、負けた側はそうなると鼻血も出ねえやとぼやく気力すら湧かないほど、ケツの毛まで毟られて死に体になる。おまけに今回みたいに、お互いがえげつないほどの大国というほどでもなく、懐具合もお察しという間柄だと交渉は難しいですよ。だって金なんかお互いないことは言わなくたって判ってるんだから、もっと違うものを寄越せと要求されるのは見えてるんだから。
交渉や説得っていうのは、まず相手が納得できる材料を見せて、相手をとことん愉しませないことには成立しないの。ことに、白旗挙げてからはね。勝った側は出された条件が気に食わないとか態度が太々しくて頭にきたとかであれば、それこそ鉛玉で横っ面張っておしまい。決して「お話し合いで」なんて牧歌的な要素は入る余地のない場所なんですよ。右の頬を叩かれたら、左頬なんて出してる場合か。叩かれたらその相手の手を摑んで、優雅にスマートに合法的に足腰立たなくなるまでボコボコにして、ケツの毛まで毟ってから「このような狼藉二度と働きませぬ」と念書とって皆に公開するぐらいのことができて、初めて外交なの。
いざとなれば必要であればそこまでやるのも辞さないもんね、という覚悟と決意に裏打ちされた笑顔で握手なんですよ。少なくとも日本以外の国では。
いかに自分の声を遍く世界の隅々にまで届けるか、という声のでかさは、暴力によって保証されてるもんなんだよ。話を聞かないと殴られる、話を聞けば金をもらえる、という、保身や利益の天秤があって初めて、人は他人の話を聞くの。
このインタビューに答えた学者は、そういう事実を全く理解できない…んだろうなあ。
こと領土に限らず、国家間、地域間のあらゆる紛争は、実際にどんぱちやるか金で殴り合うかでしか解決しないよ。
って言ったら、うちの杵君は「うえーやっぱりそうなるよなー」って言って、たぬき君は「判ってんじゃねえか姐御」って頷いてました。
「もう、管理人さん、さっきから難しい話ばっかりしててオレつまんないぞ」
あーごめんなー包丁。そういえば今日の管理人さんの懐当番は包丁だったよね。もう夜遅いからお菓子はまた明日だけど、じゃあ画像貼るかな。包丁の大好きなこの人。
「あー! 壇蜜おねえさんだー! 人妻ー! 」
よしよし、退屈はなくなったかな?
「オレ、いつか壇蜜おねえさんの懐でお菓子もらって、いっぱい頭をなでなでしてもらうのが夢なんだ! 壇蜜おねえさんの懐刀になりたいんだぞ! 」
ウフフいい子にしてたらね。
「壇蜜おねえさんが三密はダメって言ってるから、オレも最近はお外で遊んでるんだ」
そっかー包丁はいい子だねえ。じゃあ今日はもう歯磨きしておやすみの時間だね。
では私もこの辺で、今日の懐刀当番がご機嫌で引き揚げたので寝る支度しよう。
そういえば、うちの下宿男士って、女の子の好みとかどうなんだろう。薬研はどうだ。弟は人妻って言ってるけど。長谷部は?
「俺は考えたことねえな」
「俺は、手料理を振る舞ったときにたくさん食べてくれる健康的な女性がいいですね」
え? あのダークマターを? …うん、そういう女の子に出逢えるといいね…。
よし、味覚を撃ち抜かれる前に寝よう。
明日はたぶんなんかやる。と思う。