いやもう死ぬかと思った。
仕事に出れば、午前中に軽めの熱中症→午後に入った途端に喘息発作。それでも人数ギリギリで帰れない。定時まで仕事して、接骨院に寄ったら「気圧でやられてるみたいだね」だそうで、だいぶ持ち直してたのにまたしても体のバランスガタガタ。
帰ってから処方薬あるから夕飯食って、今熱測ってみたら36.9度…。そりゃあ眼精疲労も出るよ…。
それでも連隊戦の配布手形は消費するのが審神者。
「わあー、しばらくぶりに見たー。無理を重ねる人間ー。姐さん見てると酒がうまくってもう最高ー」
この野郎、ポカポカ殴るぞ。
「野郎じゃありませんー。正三位は福島の殿様と母里君が競い合ったくらい魅力的なんですー」
うわ。めんどくせえ仕上がり方になってる。ちょ、福ちゃーん! 福ちゃーん!
「え、待って姐さんなんであいつ呼ぶの」
だって日本号、めんどくせえ酔っ払いになってるから。介護士呼ばないと。
「だったらせめて厚とか博多とか」
お前は短刀に自分の世話を焼かせるのか。おとなでしょー! 正三位なんでしょー! しっかりしなさい!
「どうしたの。呼んだ? 」
あ、来た。下宿屋本丸の福山雅治。
「なんかよくわかんないけど、号ちゃんどうしたの? 」
うん、酔っ払ってるから介護してあげて。
「うーん、そっかあ。じゃあ号ちゃん、これから温室で窓閉めの時間だからさ、一緒にやろうよ。きっと楽しいよ! 」
ハイハイいっといで。酒食らってるより福ちゃんの手伝いする方がよっぽど健全だよ。
「さっき換気で窓を開けたからね、そろそろ閉めてあげないと。それにしてもこの本丸の審神者は太っ腹だよねえ。僕がお花好きって言ったら、ポンと温室建ててくれるんだもの。あ、号ちゃんは顕現のときに何か作ってもらった? 」
「えーと、その、」
酒蔵です。正確には、むっちゃん太郎ちゃん次郎ちゃん岩さんとか、酒豪が何振りかいるからね、人数増えるたびにひと回りでかく改築してるんだけど。
「よーし大将、聞いたぞ、具合悪いんだってな」
なんでせうか薬研さん。
「今日1日くらい掃除しなくったっていいだろ。そのまま布団敷いちまえ。夕薬飲んだな。もう少ししたら就薬飲んで、早く寝ちまえ。え? 今日も動画レンタルした『紅い眼鏡』観たい? レンタル期間はあと5日あるんだろ。寝ちまえ」
えー。そこをなんとか。
「おっつけ御手杵と同田貫の旦那方が来るからよ、それまでに布団敷いてねえとまずいと思うぜ」
え。うそ。
「おーい姐さん、具合悪いんだろ」
「姐御、早いところ寝ちまえよー」
うわ来た。
「寝られるうちに寝ないとこうなるぜ」
「これが明日の朝の姐御(予想図)だ」
「俺はこうなると思う」
どっちにしてもひどいな。
「今俺と杵が言いてえのは、この一言に尽きるな」
そんなにか。そこまで酷くはないと思うんだけど。
「今頭痛えのの波が過ぎただけで、根本的な解決にゃなってねえからな。わかってんのか姐御」
「あとなあ、姐さん、姐さんが咳すると加州と安定が『沖田くんのときもああだったんだよ』『沖田くん、大丈夫って言ってたけど大丈夫なんかじゃなかったんだよ』って泣き出すから寝てくれ」
そんなにかよ!
ちょ、するからぁ! 寝る支度するからぁ!
明日は給料日なので、帰りに銀行寄って定期の継続しなくては。
今日はとりあえず寝ます。泣くな加州、やっさん。