なんか仕事してたら、いきなりこれが夕方5時半くらいから気になって、頭から離れなくなったですよ。
延々とポプ子が踊ってるんですよ。エイサイハラマスコイを。
流行るっていうか、いっぺん見たら脳に染み付いて離れないよね。
「いいけどさ、管理人さん踊るなよにゃ」
えー。南泉君はそんなに管理人さんの左足が心配かい？ もう問題ないよ？
「足でなくて体自体が不安にゃ。些細なことですぐ即死しそうだにゃ」
それはどういう意味で？
「管理人さんお年寄りみたいな体だからにゃ」
失礼！ 南泉君、失礼！
「でもお頭も、御前より管理人さんの健康が心配って言ってたにゃ」
ちょ、一文字の保護者ー！ 保護者の方ー！
「みんな留守だにゃ。お頭は御前が加州と安定と買い物に行くからついて行ったし、兄貴は山伏と一緒に、博多と小夜と厚の栗拾いの引率だにゃ」
山鳥毛さんがじーさんについて行ったのは多分、なんでも買ってやる石油王のじーさんみたいになるのを制止するアレだな。
「まあそんなとこだにゃ」
それにしたって、私はそんなに健康に不安抱えてそうに見えるのか。
「御前が、管理人さんが咳すると加州と安定が泣くから、そんなに体が弱いのかってお頭と兄貴にきいてたにゃ」
やだなあ、こんなに日々健康的に生きてるのに。
「健康ってのは御手杵とか同田貫みたいなのをいうと思うにゃ。管理人さんは薬飲み過ぎにゃ」
悪かったな。でも管理人さん、喘息以外は健康だから。そんな心配しなくていいからね。
えーいさーいはらますこーい。えーいさーいはらますこーい。
「だから踊るなって。俺もう寝るから静かにしてほしいにゃ」
じゃあさあ、管理人さん、ネコチャン吸っていいかい？
「吸うのは俺じゃなくて五虎退の虎とかにしろにゃ」
さて、明日あさって仕事に出ると休みなんだけど、明日は残業した挙句にあさっての朝が早いんだ。
「管理人さん、」
ヒュッ。
ああ長谷部か。どうした。
「俺のようにならないために、今日は早くお休みください」
うわあ…。
「これは、日本号があほほど酒を買い込んで、しかもそれを本丸の雑費で計上しようとしやがったので、まず物理的に叩きのめしてから精神的に折った事による疲労です。屁理屈をこねやがるので論破してやりました」
あっちでメソメソしてるのがそれか。
「どうです、俺は物理でも交渉の場でも戦えますよ」
うん、わかった。わかったから。長谷部こそ寝よう。な。
「わあ、大変です！ 長谷部さんが！ 」
「お任せください、五虎退と僕と平野で、長谷部さんにゆっくりお休みいただきます！ 」
「さあ、管理人さんもお早く」
頼もしい！ かわいくてしかも頼もしい！ よろしくお願いします！
ということで、今日はもう寝ちまおう。明日あさっては体力勝負だ。
