仕事してきたら、なんかこう、ドバッと疲れているのであった。
だが明日あさってまた仕事なんだよなあ。
しかもここに来て左足首がまた調子悪い。なんだ。台風か。台風なのか。
なんか今日は選挙だったけど、自民党クッソ負けてましたね。それはどうでもいいんですが、その反動で立憲がアホほどバカ勝ちしていて、これむしろやりにくいだろうなあ、と思って中継見てたら、やっぱり立憲の選対本部はみんなすげえピリピリしていて、そう、勝ちすぎると厄介なんだよ。おまけに今回は実力でもぎ取ったわけじゃなくて、消去法で「なんかめんどくせえしここにしとくか」程度のふわっとした動機で転がり込んだ勝ちなので、みんな嫌だろうなあ。
「おいおい、あんた本当に平和な時代の生まれなのかい。分析が物騒だな」
「うはは、うちの管理人さんは面白いだろう」
おっさんと爺さんで何やってんの。
「僕は爺さんではなくてお兄さんだ」
「俺はおっさんでなくいなせなお兄さんだ」
おっさんと爺さんで何やってんの。
「繰り返すか」
「聞く耳持たんかー」
何やってたん。ふたりして。
「いい酒が手に入ったんでな」
「おいしーいのをな、手に入れたが、みんなで呑むにはちと量が少ないものでな、それならふたりで呑んでしまおうとだな」
え、どんな酒。このコンビで好みが共通してるとは思えないんだが。
「おいしいやつだぞう。加州の坊主が教えてくれてな、呑んでみたいと言っていたが、あの子にやる前に味見して、実際にうまいのかどうか確認しておこうと思ってな」
「これだ」
なになに? 桃の香りのおいしいお酒? うへえ。こういうのは、きよみっちゃんみたいなかわいい子が、かわいーく呑んでるのがいいのであって、おっさんと爺さんが呑むようなもんじゃないだろ。
「甘いからな、飲み口がよくてな」
「こう甘いと、酒なのかジュースなのかわからんな」
ほら言わんこっちゃない。
「君、これ呑まんか」
「頼む姐さん、消化に付き合ってくれ。さすがにこれは俺もきつい」
え、やだよ。甘い酒呑まないもの。焼酎がいい。芋焼酎。あと日本酒。
「君、ちょいちょい酒クズのおっさんみたいな発言するのは、若いおなごとしてはどうなんだ」
若くはないだろ。もうすぐレベル50ぞ。
「若いぞ! だって君、まだ年齢が二桁じゃないか! 僕らを見ろ! 」
「そうだそうだ! 鶴さんを見ろ、年齢は四桁だ! 」
おじいちゃんどこから出てきたの。
「おじいちゃんじゃないもーん。お兄さんだもーん」
こいつもか! めんどくせえ!
お前はどこで何をしていたのか。
「鶴さんは、そこで落とし穴埋め戻してたぞ。そろそろ年末に向けて、仕掛けと場所をリニューアルしようと思ってな。で、露台の下通りかかったら、姐さんと孫六と則宗がなんかわいわいやってるから来た」
ほうほう。お前落とし穴は、小さい子が落ちても怖くないやつにしろよ。落っこちて怖かったなんてことになったら、私の精神注入棒が暴れるぜ。
「やさしくしてね」
だが断る。
なんかおっさんと爺さんとウダウダやってましたが、明日も仕方ない、仕事してくるさ。
明日の新聞がどうなるか、まあ大まかな予想はできるが、今日はもう寝ます。